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映画

コンフィデンスマンJPロマンス編ランリウの本物について解説!ダー子は正体を知っていたのか?

コンフィデンスマンJPロマンス編でキーパーソンだった「ランリウ」。

最後は「なるほど!」となったと思いますが、ほんの一部分にしか登場しないランリウの本物。それでもかなりインパクトのある存在でしたよね。

今回はそんなランリウの本物について解説していくとともに、ダー子はランリウの正体を知っていたのか考察していきます。

※この記事ではネタバレしていますのでご注意ください。

コンフィデンスマンJPロマンス編に登場するランリウとは

コンフィデンスマンJPロマンス編でダー子たちの「オサカナ」としてロックオンされたのがランリウでした。

ランリウは香港の女帝と呼ばれ市民の間では「氷姫」と呼び名がついていた。

父親の後を継ぎ莫大な財産を築き上げたものの評判は最悪。

裏社会に精通し、脅迫や暴力による買収もおかまいなしにやってのけるのだが、司法と警察も金で手なずけている。

宝石が大好きで時価数百億とも言われる「パープルダイヤ」を持っているという噂。

一度、財閥の御曹司と政略結婚するが役立たずと見限ってからは浮いた噂もないまさに氷の様な女である。

ネタバレ
・冒頭で登場する飲茶を運んでいる怪しい眼帯姿のおばさんがランリウの本物!
・噂通りの出で立ちであるランリウであったが、実はダー子たちはニセモノのランリウを用意していた。

ニセモノのランリウを演じているのは竹内結子

序盤で登場したランリウは噂が本当だとは信じがたいほどの美しい女性でした。

この美しい香港の女帝「ランリウ」を演じていたのが竹内結子さん。

ニセモノだとは最後の最後まで気づかなかった演出にはやられましたね~。

占いに頼っているというランリウにダー子とモナコが占い師に化けて近づくのですが、これもすべて最後の大どんでん返しへのシナリオ。

腰痛持ちだとか不眠症だとか別れた夫が忘れられないとか、ランリウの本物には到底似つかわしくないような情報には後から笑いがこみあげました。

ネタバレ
・竹内結子が演じるランリウはニセモノ。
・情報源の元夫もニセモノで情報はすべてダー子たちが仕組んだものだった。

 

竹内結子さん演じるランリウはニセモノだったわけですが、ダー子は本物のランリウの正体を知っていたのでしょうか。

ランリウはメディア嫌いで表舞台に顔を出さないため、香港市民も想像で似顔絵を描くほどでしたが…

映画では誰もランリウの本物の顔は知らないことになっていましたよね。

でも天下のダー子さんがランリウの本物の正体を全く知らないってことはないんじゃないかと思ったのは私だけでしょうか。

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コンフィデンスマンJPロマンス編ダー子はランリウの本物の正体を知っていたのか考察

私は、ダー子はほんとうはランリウの本物の正体を知っていたのではないかと思いました。

その理由について解説していきます。

飲茶を楽しむシーンにて

ダー子たちがターゲットを追って香港に飛び、飲茶を楽しむシーンがありましたね。

上記にも書いた通り、そこのお店で飲茶を運んでいる黒い眼帯姿のおばさんがランリウの本物だったわけですが…

途中、ダー子が追加の注文をするシーンのあたりでダー子たちのテーブルの横をランリウの本物が通り過ぎます。

なんとなくダー子たちのテーブルをチラ見しているように見えませんでしたか?

そもそも、巨万の富を得ているランリウが飲茶の店で客に食事を運んでいるという不自然さには首をかしげるものがありました。

そこで思ったことはランリウはダー子とはすでにつながっていて、ダー子たちの計画を知っていたんじゃないかと…

ダー子たちがあえてそこのお店で食事をしたのは、これから一緒にお仕事をするメンバーをランリウにお披露目したと思えなくもない…

パープルダイヤを盗まれる心配は100%ないと知っているランリウにとって、ダー子たちの計画は高みの見物として興味があったのではとも思えます。

「オサカナを釣り上げられるかどうかはどれだけ深く知ることができるかで決まるのよ」

というダー子のセリフもランリウとの関係を物語っていると思うのは考えすぎでしょうか……。

ボクちゃんとモナコがランリウの元夫を探すシーンにて

ランリウの唯一の情報源が元夫のコウカイトウだと知ったボクちゃんとモナコ。

財閥を離れたコウカイトウは食堂のオーナーをしていると聞き、通りを探し回る二人。

そのシーンにもランリウの本物が登場しています。

駆け回るボクちゃんとモナコに「あっち!」と言ったかと思うと「やっぱりこっち!」と振り回す様子が描かれています。

本物のランリウが元夫・コウカイトウを探す二人にそのようにあっちやこっちと言うでしょうか?

これもニセのコウカイトウが仕組まれていることを知っているが故のランリウのお遊びだったように思うのはこれまた考えすぎでしょうか…。

エンディングのシーンにて

コンフィデンスマンJPロマンス編では騙し騙されの展開後、大どんでん返しが待っていました。

そして迎えたエンディング。

なんと店先で掃除をするおばさんに黒い高級車から降りてきたスーツ姿の男性が言いました。

「会議のお時間です。ランリウ様」

車に乗り込んだランリウが黒い眼帯を外したら……

ランリウの右目はパープル色に光っていました。

このエンディングで飲茶を運んでいたおばさんがランリウの本物だったとわかるオチだったわけです。

眼帯を外したランリウの右目にパープルダイヤがあったわけですが、その時のランリウのほくそ笑むような表情から私にはこんなセリフが聞こえてきました。

「よくやったわね!ダー子。面白いものを見させてもらったわ。赤星もジェシーもバカよねぇ…本気でこのランリウ様のパープルダイヤが手に入るとでも思ってたのかしら…オーホッホッホッホッ!!!」

ダー子はパープルダイヤはランリウの目の中にあることを知っていたが故に、ニセモノのランリウを仕立て上げ、贋作職人を使って偽のダイヤを作らせ赤星とジェシーを釣ったと考えました。世間に顔を知られていないランリウをうまく活用したとも言えそうです。

ということで、ダー子がランリウの本物の正体を知っていた可能性十分あるような気がしました!

まとめ

コンフィデンスマンJPロマンス編でのランリウの本物について解説しました。

個人的見解がかなり強い記事になったと思いますが、このように自分なりの分析をしながら映画を観るのもまた楽しいものです!

最後までお読みいただきありがとうございました。