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終末のワルキューレのジャックザリッパーの過去は?神器や強さについても

終末のワルキューレに登場するジャック・ザ・リッパーは神VS人類最終闘争(ラグナロク)の4回戦でヘラクレスと戦います。

ロンドンの街を再現した闘技場での切り裂きジャックことジャック・ザ・リッパーの戦い方がかっこよかったですね。

今回はそんなジャック・ザ・リッパーの過去や神器、強さについてお届けします。

終末のワルキューレのジャック・ザ・リッパーの過去

終末のワルキューレの作中で描かれたジャック・ザ・リッパーの過去は決して幸せなものではありませんでした。

哀しい幼少期

19世紀のロンドンで日雇い労働者の残飯を漁る少年。

それがジャック・ザ・リッパーでした。

そんな過酷な環境で生きる少年に周囲の大人たちは「かわいそうな子」と言いますがジャック自身は「世界で一番幸せ」だと言います。

それは母に愛されていると思っていたから。

母に愛されることがジャックにとって何よりも幸せなことだったのです。

ところがある日、少年ジャックは母の愛が自分に向けられたものではなかったことを知ってしまいます。

母は自分の欲望をジャックに重ねていただけだったのです。

大好きな母の愛が唯一の拠り所だったジャックは深い絶望感に襲われます。

母を殺したジャック・ザ・リッパー

母の愛が自分に向けられていなかったことを悟ったジャックにとって母はもはや汚れたものでしかなくなります。

濁った色に染まった母を開放するためにジャックが選んだ手段、それは母を殺すことでした。

手をかけた母が恐怖におののきながら染まった色に美しさを感じたジャック。

「なんて美しい色なんだ…」

ジャックの中で何かが弾けた瞬間でした。

そしてジャックは母の愛を奪った父親であろう男も殺害しロンドンの雑踏の中に消えていきます。

殺人鬼・切り裂きジャックはこうして誕生したのです。

ジャック・ザ・リッパーは実在した?

そんなジャック・ザ・リッパーですが、実在した人物です。

実際19世紀のロンドンで娼婦を狙った連続殺人事件が発生しています。

が、事件は未解決。

ジャック・ザ・リッパーの正体も不明のままです。

なので実際の名前も不明です。

ジャック・ザ・リッパーという名は犯人を名乗る人物から警察に届いた手紙に記されていた名前。

でもこの手紙は新聞の発行部数を増やしたいがための記者の捏造だという疑いもあるようです。

犯行の手口から「外科医だったのでは?」や「肉屋だったのでは?」などと言われている他、女性だった説も上がっています。

どちらにせよ130年以上たった今も犯人は特定されず未解決のまま。

でも実際に事件は起こっているのでジャック・ザ・リッパーは実在した人物であることは確かです。

終末のワルキューレ・ジャック・ザ・リッパーの神器

ブリュンヒルデによりヘラクレスの対戦相手に選ばれたジャック・ザ・リッパー。

ヘラクレスは半神半人の元人間で「正義」を信条にしている神。

人類が神より勝っている唯一のものは「悪意」だというブリュンヒルデは、人類史上類を見ない連続殺人鬼であるジャックをヘラクレスの相手として最初から決めていました。

そして力ではなく頭脳でヘラクレスに挑むジャック・ザ・リッパーの神器とはどのようなものだったのでしょうか。

ジャック・ザ・リッパーの神器と思われたもの

ジャック・ザ・リッパーはヘラクレスとの戦いの序盤で巨大なハサミを「神器錬成(ヴェルンド)」だと宣言。

誰もがジャックの神器だと疑わなかった場面だったと思いますがヘラクレスに破壊されてしまいます。

ところがハサミが神器だというのは大嘘。

この時点でジャックの神器は一体何なのかわからなくなりました。

腰につけている袋が神器だというのも嘘。

ヘラクレスは神器を明かさないジャックに煙に巻かれてしまいます。

ジャックが時計盤を投げてきても神器錬成していない人間界のものは神に通用しないと腕で振り払おうとしますが、その腕がえらいことになってしまいました。

これはジャック・ザ・リッパーが相手に無効だと思わせた会心の攻撃だったのです。

でもなぜ時計盤が神器と成していたのでしょうか。

ジャック・ザ・リッパーの真の神器

それはジャック・ザ・リッパーの真の神器が両手にはめられた手袋だったからです。

手袋こそがジャックの「神器錬成(ヴェルンド)」であり手袋で触れたあらゆる物すべてが神器になるということだったのです。

それはロンドンの街全体が凶器になってしまうという驚きのものでした。

終末のワルキューレ・ジャック・ザ・リッパーの強さと能力

両手にはめられた手袋が神器錬成だったジャック・ザ・リッパーの強さと能力をみていきます。

ジャック・ザ・リッパーの強さは頭脳

ジャック・ザ・リッパーが力では敵いそうにないヘラクレスに対して選んだ戦術は「頭脳戦」

並外れた頭脳による戦略はジャックの賢さを物語っており、ロキやヘルメスなどの神をも驚かせました。

敵を巧みに惑わせる徹底した心理戦で最後の一撃を放つタイミングをうかがうジャック。

戦いの中で大きなダメージを受けたのもジャックにとっては戦略のひとつでした。

それは己の血液を得ること。

自身のケガでさえ勝つための糧だったジャック・ザ・リッパーの恐ろしさと強さは驚きです。

このような徹底した頭脳戦がジャック・ザ・リッパーの強さといえるでしょう。

ジャック・ザ・リッパーの能力

ジャック・ザ・リッパーの能力は底しれぬ「悪意」

人間が神より唯一勝る悪意という能力で巧みな心理戦を繰り広げたジャック・ザ・リッパー。

この悪意が自身の傷やケガでさえ最後に勝つための戦略とした源だったのです。

そしてジャック・ザ・リッパーの右目のモノクル(片眼鏡)

ジャックのモノクルには特殊な能力と関係があり、彼の右眼は人の感情が色として読み取れるのです。

複雑な家庭環境で育ち母により大きな心の傷を得たことで殺人鬼になったジャック・ザ・リッパー。

手をかけた母が放つ人が恐怖によって見せる色の美しさを知ったことが殺人を重ねるようになった理由でした。

底しれぬ悪意と人の感情を読み取るという能力。

ラグナロクにおいてのジャック・ザ・リッパーの強さはこの能力があったからこそだといえるでしょう。

まとめ

終末のワルキューレのジャック・ザ・リッパーの過去や神器、強さについてお届けしました。

悲しい過去により殺人鬼となったジャック・ザ・リッパーでしたが、ラグナロクでのヘラクレスとの対戦は見ごたえがあり、巧みな心理戦で相手を惑わすジャック・ザ・リッパーの戦略は見事でした。

ぜひ原作マンガでもジャック・ザ・リッパーの強さに触れてみてください!

そして「終末のワルキューレ」はアニメでも放送されます。

そこでアニメを見ると原作が読みたくなるし途中から見たりするとそれまでの経緯が知りたくなります。

アニメ終了後は続きが早く知りたいですよね。

でも…。

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