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「ハウルの動く城」荒地の魔女とハウルの関係は?心臓を欲しがるのは元恋人だったから?

ジブリ映画「ハウルの動く城」に登場する荒地の魔女は、容姿が印象深いどこか憎めないキャラクターです。

そんな荒地の魔女はハウルの心臓を欲しがって狙っていますが、以前はハウルと恋人同士だったという説もあります。

今回は荒地の魔女とハウルの関係や心臓を狙う理由、二人は元恋人だったのかを探っていきます。

※この記事にはネタバレもあります。

 

「ハウルの動く城」荒地の魔女とハウルの関係

作中で荒地の魔女とハウルはなにか関係がありそうな描写でしたが、ちょっとわかりにくかったですよね。

二人はいったいどんな関係なのでしょうか。

荒地の魔女を恐れるハウル

ハウルが動く城に住んでいるのは荒地の魔女から逃げているからという説があります。

ハウルから「荒地の魔女が僕の家を捜している」と聞かされたソフィーは、荒地の魔女の手下を港で見かけたことを思い出します。

そこでハウルはソフィーに言います。

僕は本当は臆病者なんだ。このガラクタは全部魔女除けの呪いなんだよ。怖くて怖くてたまらない…。」

このハウルの言葉から、ハウルは荒地の魔女をとても恐れていることがわかります。

なぜハウルはそんなにも荒地の魔女を恐れているのでしょうか。

荒地の魔女に近づいたのはハウルの方

荒地の魔女を恐れるハウルですが、最初に荒地の魔女に近づいたのはハウルでした。

ソフィーから「ハウルはどうして荒地の魔女に狙われているの?」と聞かれたときにハウルはこう言っています。

「面白そうな人だなぁと思って僕から近付いたんだ…。それで逃げ出した。恐ろしい人だった…。」

この言葉から、荒地の魔女に興味を持ったのはハウルの方だったことがわかります。

好奇心で荒地の魔女に近づいたものの、想像以上に恐ろしい人だったことにハウルは気がついたのでしょう。

何が恐ろしかったのかは明らかにされていませんが、ハウルの心臓を欲しがり狙っていることが大きく関係しているのではないでしょうか。

見ての通りハウルはめちゃくちゃイケメンです。

荒地の魔女がハウルに恋をしても何ら不思議ではないですよね。

その恋心があまりにも強すぎて執拗に追いかけるため、ハウルに恐怖心を与えてしまったのかもしれません。

増して心臓を狙われているとなれば尚更ですよね。

しかし、荒地の魔女とハウルは元恋人だったという説もありますが、そのあたりはどうなのでしょうか。

荒地の魔女がハウルの心臓を欲しがるのは元恋人だったから?

荒地の魔女はなぜ執拗にハウルを探し回り心臓を狙っているのでしょうか。

荒地の魔女がハウルの心臓を狙う理由

荒地の魔女がハウルを追いかけるのは「ハウルの心臓が欲しいから」だということは物語の中の描写でもわかります。

ではなぜ荒地の魔女はそんなにもハウルの心臓が欲しいのでしょうか。

その理由は、

  • 若さと美しさを兼ね備え、高い魔力をもつハウルの心臓だから
  • そしてハウルのことが好きだから

といえます。

もともと荒地の魔女は若い心臓が好きで、50年前に悪魔と契約し数々の心臓を私利私欲のために奪い続けていました。

力を得るためには若い心臓が必要だったからですが、そのことが原因でサリマンに王宮から追放されています。

それでも荒地の魔女がハウルの心臓を狙い続けるのはハウルのことが好きだからといえますが、その描写は物語の中にもありました。

 

荒地の魔女はハウルが好きだった!?

「ハウルの動く城」の後半部分でハウルを心配しため息をついているソフィーに荒地の魔女が言います。

「恋だね。あんたさっきからため息ばかりついてるよ」

そこでソフィーは荒地の魔女に恋をしたことがあるか聞きます。

荒地の魔女の答えは「そりゃしたねぇ。今もしてるよ」でした。

そして、

「男なんか仕方のないものだけどね、若い心臓はいいよー」

とも言います。

「男なんか仕方のないもの」

この言葉こそ荒地の魔女がハウルに恋をしていた証拠ではないでしょうか。

荒地の魔女がハウルの心臓を欲しがるのは、ハウルの能力が優れていることもあるのでしょうが、それよりもハウルを自分のものにしたいという気持ちが大きいからではないでしょうか。

荒地の魔女はハウルに恋するひとりの女性でもあったのです。

ハウルから荒地の魔女に近づいたことは上記でも触れましたが、荒地の魔女が執拗にハウルを追いかける原因はハウル自身が作ったともいえます。

そんな荒地の魔女とハウルは実は元恋人だったという説もあります。

荒地の魔女とハウルは元恋人だったのか

荒地の魔女はサリマンに魔力を奪われ、年相応の老婆の姿に戻されてしまいます。

身も心も完全に老いてしまった荒地の魔女ですが、そうなっても「ハウルに恋してる」とはっきりと言っています。

ハウルも興味があったから荒地の魔女に近づいたはずですし、あんなイケメンが現れたら恋をするのも当たり前といえば当たり前の話です。

二人が元人だったかどうかは物語では明らかにされていませんが、少なくとも元恋人だった可能性は無きにしもあらずです。

ところが、荒地の魔女の恐ろしさに気付いたハウルが逃げ出してしまった。

逃げれば追いかけたいのが人の心というもの。

特に荒地の魔女は執着心がハンパありませんよね。

50年も王宮に帰ることをあきらめていなかったくらいですから…。

なので荒地の魔女は執拗にハウルを追いかけるのではないでしょうか。

ハウルの心が自分にないとわかっていてもあきらめきれない荒地の魔女は、ハウルの心臓を奪って自分のものにしたいと願っていたのではないでしょうか。

荒地の魔女がハウルの心臓を欲しがる理由はそこにあるようです。

まとめ

ハウルの動く城の荒地の魔女とハウルの関係や、荒地の魔女がハウルの心臓を欲しがるのは元恋人だったからなのかについてお届けしました。

荒地の魔女はハウルに恋する乙女だったようですね。

若さと美しさに執着していたのもハウルを想う女心だったのかもしれませんね。

でも最後は魔力を奪われてしまいハウルの心臓もソフィーに託しています。

本来は優しい心の持ち主だったのでしょう。

悪魔と契約しなければハウルに逃げられることもなかったかもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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