映画「聲の形」の終盤で目覚めたしょうやとしょうこはあの橋の上で再び会うことができました。
そのラストの橋でのシーンで、しょうこがした最後の手話の意味は何だったのでしょう?
今回は最後の手話の意味としょうやとしょうこがその後付き合うことになるのか探っていきたいと思います。
目次
「聲の形」ラストの橋のシーンでの最後の手話の意味
#聲の形 「君に 生きるのを手伝ってほしい」
自分だけでなく相手にも生きる意味を与えるような、告白を超えた言葉…映画版はこれだけではない
将也が硝子の両手を「友達」の手話にし、さらにその上から自らの両手を重ねる=友達以上
対して硝子は「約束」の手話で返す
原作を超えた美しい名シーン pic.twitter.com/FLK9hUSMKp— ラヴェル (@opus_avantra) July 15, 2020
しょうやとしょうこはあの事件以来、久しぶりに橋の上で再会します。
その橋の上でしょうこがした最後の手話は「約束」や「必ず」といった意味になります。
しょうやはしょうこに以前のことをきちんと謝ります。
しょうやは落ちる寸前に「西宮にちゃんと謝っていなかった」と後悔していたので、そのことがずっと心に引っかかっていたのでしょう。
しょうやの言葉に「私が変わらなかったから…」と自分を責めるしょうこに「生きるのを手伝ってほしい」と言ったしょうや。
しょうこの手を握りながら「友達」だと伝えたしょうやはキモいことをしたと照れますがしょうこは「クスッ」と嬉しそうに笑いました。
そして小指と小指をつなぐ手話が映し出されました。
「あなたが生きる手伝いをすることを私は約束する」
そうしょうこは言ってくれたようです。
ちゃんと前を向いて進もうとするしょうやにしょうこもまたきちんと生きることを選んだということが伝わってきました。
とても心打たれるシーンでしたね。
しょうやとしょうこはその後付き合うのか知りたい!
色々とあったしょうやとしょうこですが、いちばん気になることがその後2人は付き合ったのかということではないでしょうか。
結論から言うと、2人が付き合うことになったという描写はありません。
でも、今までの流れからみるとしょうやとしょうこはその後付き合うことになっていてもおかしくないですよね。
そんな2人の気持ちとはどのようなものだったのでしょうか。
しょうこの気持ち
聲の形で硝子がなんで告白の時だけ普段しないポニーテールにしたか理解してる人どれだけいるんやろうな pic.twitter.com/NyvvFvzLTb
— 真紅の閃光 (@sassan_CSB) August 28, 2018
しょうこはしょうやのことが好きです。
ある朝、髪形をポニーテールにしたしょうこ。
今日こそ気持ちを伝えると決意し、しょうやに連絡しようとするとそこにしょうやがやってきた。
妹の結絃がいつもと違う髪型のしょうこをしょうやに見せてやろうと予め連絡していたのだ。
しょうやにプレゼントを渡したしょうこは手話ではなく言葉で気持ちを伝えようとします。
「ちゅ・・き・・」
でもしょうやには伝わらなかった。
「月?うん、きれいだね」
そう言ったしょうやから逃げるように走り去ってしまいます。
しょうやは自分がいじめていたしょうこが自分の事を好きになるとは夢にも思っていなかったのでしょう。
でも、髪形を変えて告白しようとしたしょうこの女心が痛いほどわかるキュンとするシーンでしたね。
しょうやの気持ち
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しょうやもまた自分では気づいてないけどしょうこのことが好きなんだと思います。
しょうやはしょうこが転校してきたときから気になっていた様子。
その気持ちが違う方向へと行ってしまい、いじめをしてしまった。
でもその後、しょうこをいじめたことを心から謝りたいと思います。
手話も習ったしょうやはしょうこに会いに行き、何かとしょうこに絡んでいきます。
しょうやの気持ちが顕著に表れた場面が花火大会の日にしょうこが飛び降りようとした時。
とっさに助けようとしたしょうやの口から出た「しょうこ!!」という言葉。
今まで「西宮」としか呼んだことのないしょうやがたった一度だけ名前で呼んだ場面でした。
とっさにしょうこを助けようとし、絶体絶命のしょうやの頭によぎった言葉は…
「そういえば西宮に俺のことどう思ってるか聞いてなかったな…」
「ちなみに西宮・・・俺はさぁ・・・」
瀕死の状態で頭に浮かんだのは西宮のことだったしょうや。
上記の言葉でしょうやの気持ちがわかりますよね。
しょうやとしょうこのその後ネタバレ
しょうやとしょうこは両想いだと思われますが、映画でも原作でも付き合ったという描写はありません。
なのでその後の展開は受け取り側に委ねられているということなのでしょう。
映画では、しょうやはしょうこと一緒に文化祭に行きようやく心を開くことができ涙を流します。
最後はそんなしょうやを暖かく見守るようなしょうこの笑顔で終わっています。
原作の方では2人が一緒に成人式を迎えるところで終わっていることから、卒業後もしょうやとしょうこはずっとつながっていたことがわかります。
付き合うことになったのかそうでなかったのか、それは受け取る側でそれぞれストーリーを作ってくださいということなのでしょう。
なので、しょうやとしょうこがその後付き合ったかどうかはわからないのです。
個人的な意見を言うと、しょうやとしょうこは付き合うとかそういう次元は超えたところでつながっているのでは?と思いました。
もしかしたら将来お互いに結ばれるのは違う人かもしれません。
それでもつながりが切れることのない2人なのではないでしょうか。
何か特別な深いところで支え合える関係…そんな感じがしました。
結婚してほしいという意見も多々あるようですが、私はあえて結婚するのはお互い違う人になるような気がします。
聲の形の硝子ちゃんと石田くんの結婚生活が見たい(見たい)
— 子夏 (@konatu_8598) May 16, 2017
聲の形全7巻読んだ感想としては、あの後数年後でも、石田くんと硝子ちゃん結婚して理髪店継いでたらいいなぁって
— れっさん (@RETSUMAL) September 23, 2016
聲の形最後どうせなら硝子と石田結婚して終わり…みたいな感じで終わって欲しかったなぁ
— りん (@orange_z15) May 9, 2015
しょうやとしょうこは共通点が多く表裏一体の様な存在です。
なので違う世界観を持った人と人生を歩むことになるような気がしたのは私だけでしょうか。
まとめ
映画「聲の形」での硝子の最後の手話の意味からその後しょうやとしょうこが付き合うのかについてお届けしました。
しょうやとしょうこがつきあうかどうかは明確にされておらず、受け取る側に委ねられているようです。
2人のその後のストーリーを自分なりに作っていくのもまた楽しいのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。