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アニメ・漫画

「プラチナエンド」底谷一(ハジメ)は死亡する？神候補になった経緯と咲との関係も

 

「プラチナエンド」は”ジャンプスクエア”で2021年2月号まで連載されていた人気作品。

「DEATH NOTE」「バクマン。」に続く大場つぐみと小畑健タッグの3作目です。

2020年12月時点で単行本の世界累計発行部数が450万部を突破しアニメ化も決定しています。

今回は「プラチナエンド」に登場する底谷一（ハジメ）はその後死亡するかや神候補になるまでの経緯、咲との関係についてお届けします。

「プラチナエンド」底谷一(ハジメ)は死亡する？

「プラチナエンド」に登場する底谷一(ハジメ)はなかなか気になる存在ですよね。

読者からのファンも多いキャラクターです。

そんな底谷一(ハジメ)ですが、結論をいうとその後死亡することになります。

即ち、神候補リストから脱落しました。

そもそも底谷一(ハジメ)はなぜ神候補になったのでしょうか。

そして死亡した原因は何だったのでしょうか。

「プラチナエンド」底谷一(ハジメ)が神候補になった経緯とは

底谷一(ハジメ)が神候補になったということは、

  • 生きる希望を無くした者
  • 生きる意味を見出せない者

であったわけです。

底谷一(ハジメ)の生い立ち

底谷一(ハジメ)は生まれたときから貧乏で不細工。

橋の下のダンボールハウスで暮らし酒やギャンブルに溺れて働かない親のもと、給食費も払えなくノートさえ買えない環境でした。

クラスでもいじめられ母親からは「あんたなんか産むんじゃなかった」とまで言われます。

そんな底谷一(ハジメ)は、成長とともに貧乏な環境も不細工な容姿も加速していき思春期にピークを迎えます。

絶望した底谷一(ハジメ)

雨の中新聞配達をする自分とは違い、傘をさし楽しそうに登校するかわいい女の子を眺める底谷一(ハジメ)。

仕事を終えトボトボと家に帰ると母親が首をつっていました。

何もかもに絶望した底谷一(ハジメ)は、自分も首をつって自殺を図ります。

現れた天使バルタ

死のうとした底谷一(ハジメ)のもとに現れたのが1級天使のバルタ。

「容姿と財力に左右される世の中を変えたくないか？」と神候補に選ばれたことを告げます。

一度女子と話してみたかった底谷一(ハジメ)は、バルタから赤の矢をもらい神候補となりました。

バルタは底谷一(ハジメ)が神候補になれば面白いことになると自分の勘がそう言っているとハジメに告げています。

が、バルタは裏である者と手を組んでいました。

そのあたりはコミック8巻で明らかになっています。

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メトロポリマンの下僕となる

神候補となった底谷一(ハジメ)は、赤の矢を刺した女の子とキスをしますが、鏡に写った自分のその姿の醜さに絶望します。

そんな中、テレビで目にしたメトロポリマン。

メトロポリマンのかっこよさに憧れたハジメは、赤の矢を使って顔を整形しイケメンに。

ところがせっかくイケメンになっても女の子としゃべることができません。

顔が変わっても培われてきた性格を変えることは容易ではありませんでした。

そんなハジメは、ますますメトロポリマンにのめり込みリスペクトするように。

メトロポリマンが上層学園に通う生流奏であることをつきとめたハジメは、自ら下僕になると申し出ます。

警戒する奏は直接会うことはなく、自分の要求を叶えることを条件に了承します。

どうしても下僕になりたいハジメは、奏の要求通り六階堂七斗の妻子を拉致。

このように神候補となったハジメは、メトロポリマンの下僕となり言いなりになっていました。

では神候補となった底谷一(ハジメ)はなぜ死亡したのでしょうか。

「プラチナエンド」底谷一(ハジメ)はなぜ死亡した？

奏の下僕となったハジメは死亡しますが、それは咲をかばってのことでした。

六階堂たちを開放したハジメ

奏の要求通り、六階堂七斗の妻子を誘拐し遊園地のマジックミラーの中に閉じ込めたハジメ。

六階堂は妻子を助けるためにマジックミラーの中に入り、そのあと明日（ミライ）も中に。

奏の指示でハジメはマジックミラーの中にいる六階堂たちや明日を監視し何かあれば連絡することになっていました。

ところがあることでハジメは六階堂たちをマジックミラーの中から開放。

メトロポリマンとミライたちは戦うことになります。

メトロポリマンの部下との戦い

メトロポリマンとの戦いに望むミライたち。

メトロポリマンは幕松竜二、小日向冬子そしてマスクをかぶった謎の少年を部下として率いていました。

ミライたちはこの部下と戦うことになりますが、幕松竜二はハジメにとどめを刺され小日向冬子が登場。

製薬会社の研究員である小日向冬子は、自らが作り出した史上最強のウィルスを持っていました。

そのウィルスを盾に、人間を骨まで溶かすという新薬の実験台になれとミライに迫る小日向冬子。

戦いが進む中、新薬が入った注射針がミライを襲いピンチに陥りますが、思わず咲が身を挺します。

そこに割って入ったのがハジメ。

咲を守るために小日向冬子に刀を刺し、新薬の入った注射針を破壊しますが、そのうちの1本が刺さってしまいハジメの身体は溶け出します。

それが底谷一(ハジメ)の最期でした。

底谷一は最後死亡し、神候補のリストから外れましたがそれは咲をかばってのことでした。

ハジメはなぜ咲をかばったのか、咲とハジメの関係を解説します。

「プラチナエンド」底谷一(ハジメ)と咲との関係

ハジメは最後、「生まれてきてよかった」と言って死にました。

それは咲を愛するという心を持てたからです。

ハジメにとって経験したことのない”ウキウキと心躍る気持ち”を持てたことは、ほんとうに嬉しかったのでしょう。

でもそれは咲に「赤の矢」を刺されたからでした。

咲に赤の矢を刺された底谷一(ハジメ)

咲につく天使は2級天使のルベル。

なので咲には翼がなく、メトロポリマンと戦うことができませんでした。

翼がなくてもミライのもとに行って戦うという咲に涙を流すルベル。

咲に翼を与えるために勉強していたルベルでしたが、うまくいかず自分の不甲斐なさに涙を流したのです。

天使は涙を流さないのに初めて涙を流したことで神から評価され1級天使に昇格。

それによって翼を得た咲は遊園地に行きハジメに赤の矢を刺したのです。

そして咲に言われるがまま六階堂たちを開放したのでした。

咲によって幸せになれた底谷一(ハジメ)

咲に赤の矢を刺されたことで芽生えた初めての感情。

  • ウキウキして心が舞い踊る素晴らしい気持ち
  • この世のすべてが輝いて見える
  • 生まれてきてよかった
  • お父さんお母さん、僕を生んでくれてありがとう

それはハジメにとって経験したことがない気持ちでした。

咲はミライを助けるためにハジメに赤の矢を刺したわけですが、それでもハジメにとっては何事にも代えがたい感情を味わえたのでしょう。

生まれたときから貧乏で醜くて人を好きになることさえ許されなかったハジメ。

たとえ赤の矢のせいでもハジメにとって咲を好きになれたことはこの上ない喜びだったのだと思います。

最後は咲をかばって死ぬことになってしまいましたが「咲に出会えて幸せ、生まれてきてよかった」と言い残したハジメ。

とても不憫でかわいそうなキャラクターだったなと思いますが、最後に幸せだと思えたのならよかったと思う反面、気持ちはちょっと複雑です。

まとめ

プラチナエンドに登場する底谷一(ハジメ)は死亡するのかとハジメが神候補になった経緯や咲との関係についてお届けしました。

最初は「キモイ」としか思えないキャラクターでしたが、ハジメの気持ちになってみると何とも複雑な思いが押し寄せます。

底谷一(ハジメ)が死亡し、メトロポリマンとミライの一騎打ちになりますが、マスクをかぶった謎の少年は逃げてしまいます。

なぜ逃げたのかは後に明らかになりますが、この少年メトロポリマンにとっては……？？

今後の展開が気になります！

そして「プラチナエンド」はアニメでも放送されます。

そこでアニメを見ると原作が読みたくなるし途中から見たりするとそれまでの経緯が知りたくなります。

アニメ終了後はもう一度おさらいしたくもなります。

でも…。

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