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映画

ランペイジのジョージがかわいい!ゴリラの生態や手話を使うのは本当?

ランペイジ巨獣大乱闘に登場するゴリラのジョージ。

 
 
 
 
 
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Kazuya Suzuki(@yondaimejsoulgotoudoken)がシェアした投稿

デイビスに保護され野生動物保護区で暮らしていますが、あることで巨大化してしまいてんやわんやというこの映画。

ストーリーはさておき、このゴリラのジョージがなんともかわいいのです。

そこで気になったゴリラの生態。ゴリラって凶暴そうだけどほんとうのところはどうなのか調べてみました。

ランペイジでのジョージがかわいい!

映画「ランペイジ」に登場するゴリラのジョージ。

世界で1頭しかいないとされる白い毛のゴリラ。

主人公デイビスと手話でコミュニケーションを図り表情も豊かで何とも憎めない愛嬌あるジョージです。

人間味あふれる表情としぐさがかわいい

ゴリラのジョージはとにかく表情が豊か。

茶化すような表情や「しょうがないなぁ」といったような表情がリアルで見ていてほんわかとした気分にさせられます。

あんな人間味あふれる表情をされたら手をつないで一緒に歩きたくなるくらいかわいいジョージです。

ユーモアセンスと優しさがあってかわいい

序盤で登場したジョージ。

動物保護区に新入りとして来たパーボというゴリラの子供を守るようにデイビスから頼まれます。

「わかった」とばかりに拳をデイビスに差し出しグータッチをしかけて中指を立ててデイビスをからかうというユーモアセンスを発揮!

でも最後は自ら「パーボは守るから安心して」とばかりに拳を差し出す優しさも…

拳と拳をあわせてグータッチする様や中指を立てて相手をからかうそぶりなど、怖そうな見た目とは裏腹にとってもユニーク!

劇中の終盤では巨大化したワニに襲われ絶体絶命のデイビスを救うという思わず涙するシーンも…

そして力尽きて死んでしまった、、、のではなく死んだふりをしていたというオチで最後まで楽しませてくれたジョージのユーモアセンス。

ジョージのユーモアセンスと心が優しいジョージはほんとうにかわいいですね。

そんなゴリラのジョージはもはや人間ではないのか?と思うくらいの頭の良さを発揮していますが、実際のゴリラってどうなんでしょう。

ということで実際のゴリラの生態について探ってみました。

ゴリラの生態について

 

分類

ゴリラという名称はギリシャ語で「毛深い部族」という意味の「gorillai」が由来とされている。

霊長目ヒト科ゴリラ属に分類される構成種の総称。

以前はゴリラGorilla gorillaのみで本属が構成されていたそうですが、さまざまな研究の末、2,500,000年前に

  • ニシゴリラ
  • ヒガシゴリラ

に分岐したと推定されています。

形態

ヒガシゴリラよりもニシゴリラの方がわずかに背が低く体重も軽くてほっそりとしているようです。

体長
オス:160~180㎝
メス:150~170㎝

 

体重
オス:140~180㎏
メス:60~100㎏

 

以上のように体長は人間に近いといえますが、体重はかなり重いことがわかります。

食性

植物食傾向の強い雑食。

主に食べるもの
果実
植物の葉
アリやシロアリなどの昆虫

 

低地では種に関わらず果実食傾向が強いとされる。

ちなみにシロアリが生息しない高地に住むヒガシゴリラは植物についているダニクモを食べ、動物質を補っていると考えられている。
そして自分の糞も含めた糞食を行い「腸内細菌の摂取」や「未消化の植物を再吸収」していることも確認されている。

繁殖様式

繁殖様式は胎生で妊娠期間は平均256日とされている。

寿命は約40~50年。




 

ゴリラって凶暴なの?

ゴリラって見た目が怖そうだし凶暴なイメージだととらえる人も少なくないのでは?
そんなゴリラですが、実際は誤解されている部分も多々あるようです。

ゴリラは実は温和な性格

発見されて以来、長年にわたって凶暴な動物であると誤解されてきたゴリラですが実は温和で繊細な性質を持っていることが確認されています。

動物園でゴリラの檻に落ちた子どもをメスのゴリラが抱きかかえオスのゴリラを近づけないように飼育員に渡したということもあったようです。

かなりの知能の高さとともに子どもを守るという本能は人間と同様の感情を持っているといえるのではないでしょうか。

人間を見て興奮した群れのオスゴリラをボスゴリラが鎮めるといった行動も確認されています。

  • 自分から行動を仕掛けることはほとんどない
  • 群れの間で多様な音声を用いたコミュニケーションを行う
  • エサを食べる時などに鼻歌の様な声を出している
  • 警戒心が強く神経性の下痢にかかりやすい
  • 心臓の負担から死に至るなどストレスに弱い

といったような報告があり温和で繊細なゴリラの本質がうかがえます。

ゴリラのドラミング

ゴリラ特有の胸をボコボコたたく行為、ドラミングはみなさんご存知だと思います。

今にも襲われそうな挑発的な行動と思われていますが、実は外敵に対する「威嚇行動」に過ぎないことがわかっています。

ゴリラ研究の第一人者である京都大学大学院理学研究科教授の山極寿一(やまぎわ じゅいち)氏によると、ゴリラに近づくと「出ていけ」とドラミングをして脅しにやってくるそうです。

でも、脅されても、そこで逃げないことが大切なんです。
何度も突進して来ますが、ひるまずにじっと立っていると、そのうちあきらめて何もしなくなります。
ゴリラのルールをわきまえる一種の動物と認識してくれるようです。

と山極氏は語っておられます。

ゴリラは肉食ではないですし、人間を恐れていますから、人を襲うことはありません。
私達が彼らのルールを乱さなければ、接近しても受け入れてくれるのです。

とも語られている通りゴリラのドラミングは決して「襲ってやる」というような挑発ではないことがわかります。

引用元:ゴリラに見る人間社会の起源

手話ができるゴリラが実在した?

ゴリラの生態についてみてきましたが、ゴリラは人間に近い動物だといえるのではないでしょうか。

映画「ランペイジ」でのジョージがかわいいと思うのもそういった人間の要素が垣間見えるからではないでしょうか。

ところで、ジョージは主人公のデイビスと手話でコミュニケーションをとっていましたが、実際に手話ができるゴリラがいたことをご存知でしょうか。

それはココというメスのローランドゴリラ。

ゴリラのココとは
・世界初の手話で人間との会話に成功したゴリラ
・生後3ヶ月で病気にかかっているときにフランシーヌ・パターソンに出会い手話を教わる
・2000語以上の手話を使うことができ嘘やジョークも言うこともあった

 

発達心理学の研究者フランシーヌ・パターソンと45年もの間一緒に暮らしていた様子がテレビ放映され話題にもなりましたね。

独自の手話だとか批判もあるようですが、私もそのテレビは見ましたがほんとうに手話の様な行動はしていました。

そして何よりも与えられた猫を我が子のようにかわいがり、その猫が亡くなった時には悲しいという感情を見せていたということに驚きました。

そのゴリラのココは2018年に46歳で亡くなっています。

このように映画「ランペイジ」でのジョージの手話やデイビスに対する感情は全く映画の中だけでの創作だけではないと思えますよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

映画「ランペイジ」はタイトル通り巨獣が大乱闘する迫力ある作品ですが、あまり難しいこともなくすんなりと見れてしまう映画です。

その中で気になったかわいいゴリラのジョージ。

主人公のデイビスを慕ったり手話でコミュニケーションをとったりってあり得ることなの?と思ったことからゴリラの生態について調べてみた次第です。

ゴリラは人間に近い動物で映画のジョージの様な行動があっても不思議ではないことが分かったように思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。