先生の白い嘘に登場する早藤。
早藤は主人公・美鈴の親友である美奈子の婚約者ですがまさにクズ男で最後は逮捕されてしまいます。
今回は早藤が逮捕された経緯と彼の過去についてお届けします。
目次
先生の白い嘘の早藤が最後逮捕される経緯
映画『#先生の白い噓』
キャラクター紹介
*────────*早藤雅巳｜#風間俊介
美奈子の婚約者。
美鈴を6年前から凌辱し続けている
女という存在自体を見下し、
暴力的に支配することに悦びを感じている7.5 (Fri.)全国公開🎞 pic.twitter.com/QTPdEQ1iar
— 映画『先生の白い嘘』公式(7.5公開) (@shirouso_movie) June 25, 2024
早藤は美奈子の婚約者
早藤は主人公・美鈴の親友である美奈子の婚約者。
美鈴と美奈子は高校時代からの親友としていますが実は美奈子は「親友」と称しながら美鈴を見下していました。
美鈴もそれと気づきながら美奈子の自尊心を満たせるならと受け入れている関係です。
そんなある日美奈子が早藤と結婚することになったと知らされた美鈴は曖昧な苦笑いを浮かべるのでした。
早藤は美鈴の同意無しで無理やり関係を持つ
美鈴が曖昧な苦笑いを浮かべたのは早藤と美鈴はすでに男と女の関係になっていたからです。
といっても美鈴にとってそれは辛い関係でもありました。
それは4年前の大学時代、美鈴が美奈子の引っ越しの手伝いに行ったときのこと。
美奈子が買い物に出た隙に当時美奈子の彼氏だった早藤に美鈴はレイプされ処女を奪われてしまったのです。
自分が女だからそのような目にあったのだと自分が女であることを憎み男のことを許せない美鈴。
心療内科に通うほど心はズタズタな美鈴ですが、その反面早藤との関係は続いていて時には快楽を禁じ得ない自分に抗えないジレンマに苦しんでいました。
ですが早藤にレイプされたことで美奈子が自慢する早藤との関係が虚像であることを確信し見下されていた美奈子を逆に見下すようになり哀れんでいました。
美奈子の妊娠
早藤と美奈子は婚約しているものの実はセックスレスでした。
というのも早藤はまだ経験のない女性に執着しており美奈子に対する興味は薄れていたのです。
不安に思う美奈子は何度か誘いますが「疲れている」と断られ不満は募る一方でした。
そんなある日、危険日と知りながら泥酔している早藤を迎え入れた美奈子は予定通り妊娠。
親族の会食でその事実を聞かされた早藤は自分が父親になることに強い抵抗を示します。
美奈子から送られてきたお腹の中の赤ちゃんのエコー写真を見て嘔吐するほどでした。
早藤の堕落した生活
それ以降早藤の生活は荒れていく一方でした。
あることで美鈴をホテルに呼び出した早藤。
美鈴の「早藤君を許す」の言葉に何かが崩壊した早藤は美鈴に思い切り暴力を振るったのです。
気がついたときには美鈴は血まみれで床に倒れていました。
その美鈴の無惨な姿に過去のトラウマが蘇る早藤。
とうとう不眠になり何週間も会社を欠勤しゴミの山となった自宅でうなされ精神状態は最悪になっていました。
死のうとした早藤を助けた美奈子
「生きてるだけで最悪だ」と呟く早藤はもはや限界に達していました。
そして半ば無意識にスーパーでロープに手を伸ばしていました。
美奈子は切迫早産のため入院していましたが無事退院し早藤のもとへ向かいます。
そこで目にしたのはまさにロープに絡まる早藤の姿。
とっさにテーブルに乗りロープを切った美奈子のおかげで息を吹き返した早藤は「殺してくれ」と懇願します。
そんな早藤に美奈子は初めて怒号を浴びせます。
「このくそったれが！」と…。
美奈子は早藤の悪行を知りながらただ独り我が子の命と向き合っていました。
現実から逃げ泣き言を言う早藤に今までの怒りをぶつけた美奈子。
「私と子どものためだけに擂り潰して生きろ」と言い放ったのです。
最後は自首した早藤
早藤に怒りをぶつけた美奈子は破水してしまいます。
病院に電話をする美奈子でしたが早藤は美奈子からスマホを取り上げ自ら110番したのです。
「僕、女の人を犯しました」
なんと早藤の最後は自首というかたちで逮捕されるという結果に。
数々の許されない行為をしてきた早藤にとっては当然の結果だと思われます。
しかし美奈子はそんな早藤を見捨てることなく何があっても早藤を愛することを誓うのでした。
先生の白い嘘の早藤の過去
#心をエグる白ウソのセリフ
━━━━━━━━━━━━━「怯えている女じゃないと欲情しないんでしょう？」
「辛いのは、そっちも同じなんじゃないの？」#先生の白い嘘
7.5(金)全国公開🎞#奈緒 #風間俊介 pic.twitter.com/cFPWaHH9Dh— 映画『先生の白い嘘』公式(7.5公開) (@shirouso_movie) June 21, 2024
早藤がそのような男になってしまったのには彼の過去が大きく影響していたようです。
幼少期に母が暴力を受けていた
作中での早藤の回想シーンでのこと。
父親に殴られ倒れ込んでいる母親に対してどうしてお父さんはお母さんを殴るのかそしてなぜお母さんは怒らないのか疑問に思う幼少期の早藤の姿がありました。
僕が代わりに怒ろうかという早藤に母親は言い返したりした自分が悪いのだからやめてくれと言います。
母からすれば父親の暴力が息子にいかないようにという親心だったのでしょうがまだ幼い早藤には到底理解できなかったのでしょう。
父親が母親を暴力で支配する現実を目の当たりにしてきた早藤は女という生き物に対して歪んだ感情を抱くようになってしまったのです。
それは高校時代の早藤とクラスメイトの会話からも伺えます。
早藤が女性に意味を見出したとき
「女って何？」
「女って話とかするわけ？」
「悩みとかもちゃんと考えられるわけ？」
早藤はこんな言葉を友人たちに投げかけています。
友人たちは驚き「生き物なんだから当たり前」と返しますがこの会話からも早藤の女性に対する闇が垣間見えます。
そんな早藤がある日女性に告白されて付き合うことに。
そして初めて体を重ねたときの女性が痛みに耐える顔を見た早藤は「女ってこれだ」とそこに意味を見出したのです。
「女性が痛みに苦しみ怯える姿」それこそが早藤が女性を女性として認識できる唯一のことだったのかもしれません。
これまで早藤が経験のない女性を傷つけてきたことの要因がそこにあったのではないでしょうか。
まとめ
先生の白い嘘に登場する早藤が最後逮捕される経緯と過去についてお届けしました。
早藤は最後、自首によって逮捕されましたが早藤をあんなふうにしてしまった過去には少し複雑な思いがこみ上げますよね。
この物語はなかなか奥深いものがあると思いますのでぜひ原作漫画でさまざまな人間模様に触れてみたください！
ということで「よし！原作を読もう」と思っても…
- 「先生の白い嘘の原作を読みたいけどお店に買いに行く時間がないし面倒」
- 「紙の本はかさばるし持ち歩くのも不便なんだけど」
- 「漫画を読みたいけど安く読む方法はないの？」
↓↓↓そんなお悩みを解消してくれるサービスがこちら↓↓↓
70％OFFで読む方法も！！
◆「先生の白い嘘」の漫画をお得に読む方法！
◆スキマ時間にどこでも読める電子書籍はとってもお得！
