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映画

「借りぐらしのアリエッティ」スピラーの指の意味は?正体やその後についても

映画「借りぐらしのアリエッティ」で足を怪我したお父さんを助け、家まで送り届けてくれたスピラー。

アリエッティたちは自分たち以外にも小人がいたことにとても喜んでいましたね。

ちょっと原始的な風貌のスピラーに、アリエッティのお母さんが他にも仲間がいるか尋ねます。

その時スピラーが指で数らしきものを示しましたが、ちょっと変わった指の格好だったのでよくわからなかったですよね。

今回はスピラーの指の意味とスピラーの正体やその後と声優についてお届けします。

「借りぐらしのアリエッティ」スピラーの指の意味

足を怪我したお父さんを助けて家まで送り届けてくれたスピラー。

初めてスピラーに会ったアルエッティとお母さんは、小人は自分たちだけではなかったことにとても喜んでいました。

お母さんは、他にも仲間がいることを期待してスピラーに尋ねたところ、

「これくらいいる!」

と、スピラーは何やら複雑な指の動きをした後、親指と中指と薬指を立てた形を示しました。

これって数を表していると何となく思ったものの、どのように解釈していいのかわかりませんでした。

なので調べてみると「二進指数え法(にしんゆびかぞえほう)」ではないかという情報にたどりつきました。

二進指数え方とは?

二進指数え方とは、二進法と指を使って数える方法です。

桁上がりの原理を使用した指数え方法の一つ。
主に右手を使用する。親指を一の位、以下小指に向かい二、四、八、十六の位として、基本的には指を折った状態を0、伸ばした状態を1として数える。
参照元:Wikipedia

二進法はあまりなじみがなく、数学が苦手な私にとってはちょっとチンプンカンプンなんですが…

スピナーが行ったのは、二進法の考え方を使って片手で31まで表す方法のようです。

簡単に説明すると、右手の5本の指に数をわりふり、その指の数をたすことで0~31の数を表すことができます。

以下のように5本の指それぞれに数をわりふります。

  • 親指→1
  • 人差し指→2
  • 中指→4
  • 薬指→8
  • 小指→16

このことから見るとスピラーが指で示した数は…

スピラーが指で示した数は13?

アリエッティのお母さんに尋ねられた時にスピラーが示した指の格好は、親指・中指・薬指が伸びていて人差し指と小指が折れています。

片手で普通に指折り数えるときは、このような指の形になることはありません。
つまり、二進数を指で数えたときに、この形がでてくるというわけです。

折れている指は0とするので、伸びている指の数をたしたものがスピラーが示した数だと思います。

つまり、

  • 親指=1
  • 中指=4
  • 薬指=8

で、1+4+8=1313人と表したのではないでしょうか。

劇中では、スピラーの指の意味や具体的な数字も明確にされていないので真相はわかりませんが、この方法で数字を表した可能性は高いと思います。

3人しか小人がいないかもと思っていたアリエッティたちにとって、13という数字は思っていたよりも多いけど、かといって多すぎるわけでもない身近に感じることができる人数だったのではないでしょうか。

スピラーの登場で仲間の存在を知ることができましたが、アリエッティたちとは風貌が違うスピラーとはいったい何者なのでしょうか。

次にスピラーの正体を探っていきたいと思います。

「借りぐらしのアリエッティ」スピラーの正体

スピラーはアリエッティたちと同じ小人で12歳の少年です。

自分たちの仲間が存在したと喜ぶアリエッティですが、スピラーはどう見ても先住民の様な風貌。

蓑を着て赤い弓まで持っています。

きっと狩りなどもするのでしょうね。

コオロギの脚を食料として持っていたあたりなど、おいしい食事をキッチンで作って食べていたアリエッティとは暮らす環境が違いすぎることがわかります。

アリエッティのお父さんが、

「この辺りから川向こうまでよく知っている」
「引っ越し先も心当たりがあるそうだ」

と言っていたことから、スピラーは土地勘があり、活動範囲も広いことがわかります。

スピラーの正体については詳しく描かれていないので、実際は謎な部分になります。

モモンガのように飛んでましたし…

でも、スピラーの容姿や言動から、森の中で野生的な生活を送っている小人の少年ということは間違いなさそうです。

同じ小人でもアルエッティたちとは住む国が違うということではないでしょうか。

そんなスピラーは最後、やかんでアリエッティたちと川を下りますが、スピラーとアリエッティのがその後どうなったのか気になるところです。

スピラーとアルエッティはその後どうなった?

住んでいた家の人間に見つかってしまい、引っ越しを余儀なくされたアルエッティ一家は、スピラーと共に船代わりのやかんに荷物を積み川を下ります。

その後どこにいったのかは明確にされていませんが、スピラーとアルエッティはその後もずっと一緒にいたのでしょうか。

巷ではスピラーとアルエッティは結婚したという説もあるようですが…

劇中でもアルエッティに初めて会ったスピラーは心がときめいたような表情をしていましたよね。

アリエッティと翔が別れの挨拶をしているときも、やきもちからか翔を弓で射とうとしたり、その後も落ち込むアルエッティにラズベリーをあげたりしていました。

少なからずスピラーはアルエッティに好意は持っているようです。

反対にアリエッティはスピラーに対して好意というよりは頼りになる友達と言った感じではなかったでしょうか。

スピラーの手引きによって新しいところに引っ越したアルエッティの近くにスピラーも暮らしていてアルエッティを見守っていると私は思います。

今はまだアルエッティの心の中では翔の存在が大きいはずなので、スピラーと恋愛関係になる可能性は低いと思います。

でも、10年後くらいに二人がすっかり大人になった時には結婚ってこともありそうです。

口数は少ないけれど、とてもやさしいスピラー。

アリエッティが魅かれていく日もそう遠くはないかもしれませんね!

そんな口数少ないスピラーの声を担当した声優は…

スピラーの声優は藤原竜也

スピラーの声を担当したのは藤原竜也さんです。

あのちょっと鼻にかかったようなハスキーな声が何ともスピラーにぴったりでした。

口数が少なくぶっきらぼうで片言気味に話すスピラーを見事に表現されていましたよね。

実はスピラーの声優のキャスティングは難航したそうです。

スピラーは物語の中でもキーポイントになるキャラクターなので、言葉が少ない中でも強い印象を残さなければならない…

そんな難しい役どころなので、なかなかピンとくる声の人が見つからなかったそうです。

たまたまスタジオジブリに遊びに来ていた藤原竜也さんの声を聞いた担当プロデューサーが、彼の声の魅力に気づき直感で、

「この声は探していたスピラーかも!」

と台本読みをしたところ、直感は確信に変わったそうです。

スピラーの声優はこのように偶然決まったらしいですが、あの数少ないセリフの中で完璧にスピラーを描いた藤原竜也さんはさすがですね!

まとめ

映画「借りぐらしのアリエッティ」でスピラーの指の意味や正体、その後、声優についてお届けしました。

野性的な雰囲気で言葉も少なかったスピラーですが、強く印象に残るキャラクターでしたね。

今後もアリエッティたちと小人の世界で楽しく暮らしていってほしいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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