コンフィデンスマンJPロマンス編では、ダー子たちがオサカナを追って香港に行きます。
その香港で利用したホテルの部屋に吉瀬美智子さんの写真入りのパンフレットがありましたが、すごく気になった人も多いのではないでしょうか。
なぜ吉瀬美智子さんの写真入りパンフレットがあるのか、そしてパンフレットに書かれていた「ゲストハウスみちくさ」とは何なのかお届けしたいと思います。
目次
写真が吉瀬美智子のゲストハウスのパンフレットが登場するシーン
【偷懶唔諗寫咩系列】近兩週電影隨口噏四則:《耶穌真係落咗嚟(僕はイエス様が嫌い)》、《信用欺詐師JP:香港浪漫篇(コンフィデンスマンJP -ロマンス編-)》、《從前,有個荷里活》、《海獸之子(海獣の子供)》 https://t.co/5t09iEgem0 #竹内結子 #織田梨沙 #長澤まさみ #前田敦子 #桜井ユキ pic.twitter.com/nFXoSg3sfr
— (@samhau83) July 30, 2019
吉瀬美智子さんの写真入りのパンフレットは劇中の序盤で登場します。
ダー子たちはターゲットとなった香港の女帝「ラン・リウ」の調査のため香港に飛びます。
そこで宿泊することになった部屋でダー子が「こういう宿もたまにはいいわね」と満足そうに語るのですが、その宿は国内外に120件もあるほどの繁盛ぶりだそう。
「さすが経営者の手腕が違うわ!」とダー子が部屋にあったパンフレットを指すのですが、そこに写っているのが吉瀬美智子さんの写真。
この宿の経営者の顔が映し出されているパンフレットということですが、なぜ吉瀬美智子さん?と疑問に思った人も多いのではないでしょうか。
これはドラマを見た人にはすぐわかることなんですが、ドラマを見ていない人にはとても気になるポイントだったのでは?
ということでなぜ吉瀬美智子さんの写真入りパンフレットが登場したのかを追っていきたいと思います。
コンフィデンスマンJPロマンス編(映画)で吉瀬美智子の写真が登場する理由
コンフィデンスマンJPの吉瀬美智子さん個人的ベスト pic.twitter.com/jXdAi1inT7
— ラテ (@Kc6Ml) April 27, 2020
映画コンフィデンスマンJPロマンス編ではカメオ出演的なシーンがいくつもあるのですが、吉瀬美智子さんもその一人です。
吉瀬美智子さん演ずる「桜田しず子」はコンフィデンスマンJPドラマの第2話に登場します。
桜田しず子は桜田リゾート会社社長で、つぶれかけたホテルを再生させチェーン展開し大きなリゾート会社に発展させた人物です。
欲しいものはどんな手を使ってでも手に入れる性格で、買収するためには手段を択ばない一面も…
そんな桜田しず子がダー子たちのターゲットになり、最後は5億円を吸い取られてしまう。
その責任を取って桜田リゾートの社長を辞任したしず子は、夫とともに外国人向けのゲストハウスをオープンさせ再起を誓ったのである。
コンフィデンスマンJPドラマ第2話では「ここからよ!みてなさい!」と雑巾がけをしていた桜田しず子。
その桜田しず子が宣言通り見事に再起したことをコンフィデンスマンJPロマンス編の劇中で知らせることになったようです。
ダー子たちが利用した宿のパンフレットに桜田しず子演じる吉瀬美智子さんの写真があった理由はわかりましたが、もうひとつ気になったのは「ゲストハウスみちくさ」。
ゲストハウスみちくさとはいったい何ぞや?と思った人もいるのでは?
といことで次は「ゲストハウスみちくさ」の由来についてをお届けしたいと思います。
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コンフィデンスマンJPロマンス編「ゲストハウスみちくさ」の由来
「ゲストハウスみちくさ」とは、桜田リゾートの社長を辞任した桜田しず子が夫とともに始めた外国人向けゲストハウスの名称です。
でも「みちくさ」ってちょっと古めかしい感じがしますよね。
しかしこの「みちくさ」という名称は、しず子にとってとても思い入れがあるものだったのです。
ゲストハウスみちくさのルーツは道草荘
桜田しず子の両親は瀬戸内の海辺の小さな町で民宿「道草荘」を営んでいました。
働き者の両親が二人で切り盛りする中、まだ幼かったしず子もかいがいしく手伝っていました。
今でも近所の人が覚えているほどいい宿だったのですが、経営難から差し押さえされ立ち退きを強いられます。
寂しそうに宿を見つめる両親のもとでまだ幼かったしず子は「私がこのうちをとりもどす!」と泣き叫んでいました。
「ゲストハウスみちくさ」のルーツはしず子の生家「民宿・道草荘」であり、しず子は差し押さえられた家を取り戻すと決意してのし上がってきた苦労人だったのである。
コンフィデンスマンJPドラマで暗示していた桜田しず子の野望
桜田リゾートの社長で経営難の旅館やリゾートを買収して再生させてきた桜田しず子。
もとは桜田ホテルの跡取りと結婚し若女将になったことで潰れかけたホテルを再生させチェーン展開し、一大リゾート会社に発展させた敏腕女将でした。
そんな桜田しず子はダー子たちに詐欺にあったことで辞任するのだが、社員たちからは強く引き留められます。
それでも去ったしず子は、夫とどこかの海辺の小さな町で外国人向けの宿を始めたのです。
コンフィデンスマンJPドラマでボクちゃんが「身の丈に合った暮らしの良さに気づいたってこと」と言っていますがリチャードは「どうかな…?」と答えていました。
その行く末が映画コンフィデンスマンJPロマンス編のちょっとした演出で明かされました。
やはり桜田しず子の野望は消えておらず、幼少期に誓った「道草荘」を取り戻すという決意のもと活動していたようです。
結果、「ゲストハウスみちくさ」は香港にまで進出し国内外に120件もあるほどに成長していました。
まとめ
コンフィデンスマンJPロマンス編(映画)で吉瀬美智子の写真がなぜパンフレットに写っていたのか、ゲストハウスみちくさとは何なのかについてお届けしました。
パンフレットに写っていた吉瀬美智子さんはコンフィデンスマンJPドラマ第2話で演じた桜田しず子で、しず子のその後が映画でさりげなく知らされていたんですね。
ドラマを見ていないとまったくつながりがわからなくてモヤモヤしそうですが、こういった経緯があったことを知っていればもっと映画も楽しめそうです。
映画を見た後でドラマを見返してみるのもまたおすすめですよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。