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映画

プラダを着た悪魔のアンディの彼氏ネイトはなぜ怒っていた?嫌い・うざいと言われる理由も

映画「プラダを着た悪魔」で伝説の鬼編集長ミランダのアシスタントして仕事をするようになったアンディ。

ファッションには興味がなく質素な服装をしていたアンディが急にブランド物を身にまとい何よりも仕事を優先するようになりましす。

そんなアンディに彼氏のネイトは怒りを爆発させます。

今回はなんぜネイトが怒っていたのかを探るとともに、ネイトが嫌い・うざいと言われる理由をお届けします。

「プラダを着た悪魔」アンディの彼氏ネイトはなぜ怒っていた?

アンディと彼氏のネイトは同棲しながらお互いの夢に向かって頑張っていました。

ところが、アンディがファッション誌「ランウェイ」に就職してから関係がギクシャクしてしまいます。

アンディがパリに旅立つ前、とうとうネイトは怒りを爆発させアンディに別れを告げました。なぜネイトは怒っていたのでしょうか。

アンディが急にブランド物を身にまとい派手になったから?

ランウェイに入社した当初のアンディの服装は地味で質素。

高級なブランド物を身にまとうことなど無意味だと主張していました。

まわりのスタッフがおしゃれしている姿を「取るに足らないことに躍起になっている」とネイトに不満をぶちまけていました。

ところが、ある日を境に突然ブランド物を身にまとうようになり髪型や化粧も派手になったアンディ。

「前の服装の方が好きだ」とネイトは戸惑っていました。

<ネイトの気持ちを考察>

ネイトは決してきれいな洋服を身にまとうアンディが嫌だったわけではないと思います。

変貌したアンディを初めて見た時はうれしそうな笑みを浮かべていましたしね。

なので単に服装が変わったアンディに怒りを感じているとは思えません。

アンディが方向性を失っていく象徴が服装だったことに怒りを感じたのではないでしょうか。

ランウェイを辞めると言って辞めなかったから?

アンディはミランダに無理難題を要求され不可能だと諦めました。

そしてクビを覚悟し「どうせクビになるからその前に辞めてやる」とネイトに宣言しています。

ところが助っ人が現れ不可能を可能にできたアンディはランウェイでの仕事を続けます。

<ネイトの気持ちを考察>

ネイトはミランダに振り回されているアンディを不憫に感じていたのでしょう。

「イカれたボス」とまで言っていましたよね。

なのでアンディがランウェイを辞めると言ったことでそのボス・ミランダから解放されると思ったのではないでしょうか。

もうミランダに振り回されることがなくなるアンディに対してよかったと思う気持ちが強かったのでは?

なので単にランウェイを辞めなかったという単純な理由で怒ってはいないと思います。

誕生日パーティーをすっぽかしたから?

仕事が遅くなりネイトの誕生日パーティーをすっぽかしてしまったアンディ。

家に帰るとネイトはふてくされた様子で座っていました。

「仕方がなかった」というアンディを背に素っ気なく部屋を出ていったネイト。

でもネイトは子どものように誕生日パーティーに来なかったことを怒っているわけではないと思えました。

<ネイトの気持ちを考察>

数日後、疲れた様子のアンディに優しく「寝ないのか?」と声をかけています。

誕生日パーティーに来なかったことでネイトは一度もアンディを責めてはいません。

後に「ガキじゃないんだ」とそんなことで怒ってはいないと主張していました。

ネイトとしては「仕方がないから」という理由で仕事をするアンディが許せなかったのではないでしょうか。

なので誕生日パーティーをすっぽかしたことで寂しさは感じてもそのことを怒っているわけでありませんでした。

仕事優先のアンディに寂しさを感じたから?

残業続きや時間に遅れるなど以前とはガラリと変わってしまったアンディ。

仕事優先のアンディに寂しさを感じネイトは怒ったのでしょうか。

<ネイトの気持ちを考察>

ネイトは「君がストリッパーだろうが誠実に仕事をしているなら構わない」と言っていました。

ストリッパーは大げさでしょうが、どんな仕事でも自分が望む仕事なら応援するとネイトは言っていると思います。

残業が続こうが仕事が伸びて遅れようが、ほんとうにやりたいことをやっているのならそんなことで自分は責めたりしないとネイトは思っていると思います。

なので仕事優先のアンディに寂しさを感じて怒っているとは思えません。

パリ行きが許せなかったから?

本来はエミリーが行くはずだったパリにアンディが行くことに。

そのことを知ったネイトとアンディは言い合いになってしまいます。

そこで別れを切り出したネイト。

ネイトはアンディのパリ行きが嫌で怒ったのでしょうか。

<ネイトの気持ちを考察>

パリ行きはエミリーの希望だったことを知っていたネイト。

アンディが行くことになったことを知ったネイトにアンディが言った言葉はまたもや「仕方なかった」でした。

自分の決断でないことを非難するネイト。

ネイトは自分が望んで自分の決断でパリに行くのなら応援したいと思うでしょう。

ところが仕方なく行くんだというアンディにネイトは怒りを覚えたのだと思います。

自分が本当にやりたいことなら仕方なくしなければならないことも許せるはずです。

ところがアンディが目指している世界は、この華やかなファッション業界でないことをネイトは知っています。

ファッション業界を嫌っているわけではなくアンディが目指すものがそこではないことを認めないアンディに怒ったのでしょう。

なのでパリに行くことが嫌で怒ったわけではないようです。

以上のようにネイトが怒っていた原因らしきものをあげてみました。

そのことからネイトがなぜ怒っていたのかの本当の理由を考察します。

「プラダを着た悪魔」ネイトが怒っていた真の理由とは

ここまで見てきたことで、ネイトは決してアンディが仕事ばかりで自分を優先してくれないことで拗ねて怒っているのではないことがわかります。

ネイトは安レストランで働きながらチャンスを狙っている青年です。

彼が毎日朝から晩までワインを煮詰める仕事をしているのも夢のためのステップなわけです。

なのでアンディ自身がファッション業界での成功を望んでいるなら、今の過酷な状況も応援してくれたはずです。

でもアンディは本来ジャーナリスト志望です。

その夢を見失いそうになっている彼女に怒っていたのではないでしょうか。

方向性を見失い、仕方がないからと言い訳をするアンディ。

ブランド物の洋服も靴もバッグも派手な化粧や髪型も全部偽りのアンディだとネイトは気づいているのです。

そんな自分を認めようとしないアンディにネイトは怒っていたのだと思います。

そしてとうとう「僕たちには共通点がなくなった」と別れを告げることになってしまいました。

そんなネイトですが嫌いという声が多数上がっています。

その理由とは…

「プラダを着た悪魔」彼氏のネイトが嫌い・うざいと言われる理由

ネイトが「嫌い」「うざい」と言われる理由は

  • 仕事を頑張っているアンディを応援しない
  • 自分より仕事を優先されて拗ねる器の小さいところ

という意見が多いようです。

ストーリーを単純に見れば仕事を頑張るアンディを応援しないネイトは嫌われても仕方ないように思えます。

確かに自分より仕事を優先されて怒る人なんてうざいですよね。

しかし、もっと奥深く読み解いてみるとアンディが無理をしていることをネイトは見抜いていたのではないでしょうか。

そして「仕方がなかった」と言いながら仕事をするアンディが許せなかった。

アンディが本当に望むことをしてほしかったネイト。

そのことをアンディに気づいてほしいが故のネイトの態度だったのだと思います。

最後はアンディもランウェイは自分の望む場所でないことに気づきネイトに謝ります。

その時にはネイトはボストンのレストランのサブ・チームに採用されていましたね。

ネイトの奥深い気持ちを考えてみると、アンディのことを一番よくわかっていたのが彼だったのではないでしょうか。

そう思うとネイトのことを嫌いとは思わなくなりますね!

まとめ

映画「プラダを着た悪魔」でアンディの彼氏ネイトはなぜ怒っていたのかと嫌いと言われる理由をお届けしました。

ネイトが怒っていたのはアンディにほんとうに進むべき道を見失わないでほしいと思ったからだったのではないでしょうか。

嫌いと言われるのはちょっとかわいそうに思えるネイトでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。