ごぼう茶は便秘にいいとよく聞きますよね。私の周りでも愛飲している人は多いです。
ほんのりとごぼうの風味がしてとてもおいしいお茶ですが「大人のお茶」というイメージがありませんか。
なので赤ちゃんが飲んでもいいのか気になるところです。
今回はごぼう茶は赤ちゃんが飲んでもいいのか、授乳中の女性や母乳への影響についてお届けします。
目次
ごぼう茶は赤ちゃんが飲んでもいいの?
結論からいうとごぼう茶は赤ちゃんが飲んでも大丈夫です!
その理由は、ごぼう茶はカフェインが含まれていませんし余計な成分も一切排除されているからです。
浮腫みに効くらしい、ごぼう茶買ってみた。美味しい(*^-^*)
冷え・便秘・ダイエットにも効果があるそうです~。
乳腺炎予防や赤ちゃんの水分補給にも良いみたいなので、出産してからも飲み続けよう…! pic.twitter.com/WSgdq1cVcE— 月影りる@育児多忙中 (@rirutukikage) March 9, 2017
まずは、ごぼう茶がどのようにして作らられるのかみていきましょう。
ごぼう茶はどのようにして作られる?
- ごぼう茶の原料となるごぼうは半年間かけて大事に育てられます。
- 収穫されたごぼうは、土付きのまま工場へ運ばれきれいに洗浄され皮付きのままカットします。
- 熱風乾燥した後、じっくりと焙煎されることによって絶妙な甘みと香りが生まれます。
このようにごぼう茶の原料はごぼうのみなので、余計なものは一切入っていませんしカフェインも含まれていないのです。
ちなみに他のお茶のカフェイン含有量は以下の通りです。
<飲みもの100mlあたりのカフェイン含有量>
インスタントコーヒー | 40㎎ |
紅茶 | 20㎎ |
緑茶 | 20㎎ |
ほうじ茶 | 20㎎ |
ウーロン茶 | 20㎎ |
番茶 | 20㎎ |
麦茶 | 0㎎ |
ルイボスティー | 0㎎ |
こうしてみてみるとウーロン茶やほうじ茶、番茶にもカフェインは含まれています。
コーヒーや紅茶、緑茶を赤ちゃんに与えることはないと思いますが、ウーロン茶や番茶も気をつけたいところです。
その点、カフェインが含まれない麦茶やルイボスティー、ごぼう茶は赤ちゃんに与えても安心です。
特にごぼう茶は食物繊維が豊富なので赤ちゃんの便秘解消にも役立ちます。
とは言え、ごぼう茶はいつから赤ちゃんに与えていいかや注意することは何なのか気になります。
ごぼう茶はいつから赤ちゃんに与えていい?
ごぼう茶は赤ちゃんに与えてもいいといっても生まれたばかりの赤ちゃんにはおすすめしません。
生まれたばかりの赤ちゃんは消化器官が未熟なので、ごぼう茶の成分をうまく消化できずに下痢になってしまう恐れがあります。
そのため、ごぼう茶を赤ちゃんに与えるのは離乳食を始めたあたりの5~6ヶ月頃からが無難だと思われます。
そして、ごぼう茶を赤ちゃんに与えるときは薄めて飲ませる必要があります。
というのも、ごぼう茶にはミネラルや食物繊維などの有効成分も含まれているため、まだ消化器官の発達が未熟な赤ちゃんには負担になってしまう可能性があります。
最低でもごぼう茶1に対して水を2くらいの割合で薄めてあげましょう。
場合によってはそれ以上薄めてもOKです。
赤ちゃんの飲み方やお腹の調子を見ながら徐々に薄さは調整していくようにしましょう。
良質なごぼうが使われたごぼう茶は変なクセがなくコクがあってとてもおいしくいただけます。
でも少し苦みがありますので嫌がる赤ちゃんもいるかもしれません。
そんな時は無理をせず他のお茶を与えてあげて下さいね。
ごぼう茶を赤ちゃんに与える上での注意点
赤ちゃんにごぼう茶を与えるときの注意点として、
- 国産で無農薬の安心できるごぼうを使っているものを選ぶ
- ごぼうに含まれるサポニン(ポリフェノールの仲間)でアレルギー症状が出ないか医師に確認する
- 過剰に与えすぎると下痢を起こすリスクが高くなるので飲ませすぎに注意する
といったことがあります。
ごぼう茶はメーカーによって含まれる成分も異なるため、製品の裏などに表示されている原材料の欄の項目を確認しましょう。
余計な成分が一切含まれていない国産のごぼうのみが成分として表示されているものを選べば安心です。
そんなごぼう茶は授乳中の女性にもおすすめで母乳の出もよくなるという情報があったので調べてみました。
ごぼう茶が授乳中の女性や母乳に与える影響とは
しばらく私のお茶はこのごぼう茶一択!
ちょっと便秘なのですよ。。漢方でも使われてるごぼう(牛蒡子という名前で使われてるのはごぼうの種)
乳腺炎とか逆に母乳の出が悪い時とか産後のおっぱいケアによく使われます⑅◡̈*
苦いけどね。#東洋医学のはなし#漢方のはなし pic.twitter.com/d4MOn4tRYt— 井土利恵(いづちりえ)鍼灸師 薬剤師 yoga instructor (@rie_izuchi) September 19, 2019
女性は出産すると誰でも自然に母乳が出ると思われがちですが、母乳の出が悪くて悩む女性も少なくありません。
そんな授乳中の女性が質の良い母乳を赤ちゃんに与えるためにもごぼう茶は適しています。
ごぼう茶が授乳中の女性によい理由
ごぼう茶は赤ちゃんにも適したお茶であると同時に授乳中の女性にもおすすめなお茶のようです。
ごぼう茶の中には血液をサラサラにしてくれる「サポニン」という成分が含まれています。
このサポニンを摂取することによって母乳もサラサラになって出やすくなるようです。
ごぼう茶を飲むと母乳の出が良くなるという科学的な証拠はありませんが、母乳の出の良し悪しは母親の体質の影響が大きいといえるでしょう。
冷え性であったりすると当然母乳の出も悪くなるのではないでしょうか。
ごぼう茶は身体を温める作用があるので冷え性が緩和され母乳の出がよくなることが期待されます。
また高脂肪な食事が中心ですと必然的に母乳の出も悪くなります。
その点、ごぼう茶には食物繊維がたっぷりと含まれているので腸内環境が改善され便秘も解消されます。
このようにごぼう茶はあらゆる方向から母乳が出やすくなるように働きかけてくれるんですね。
そしてごぼう茶には母乳の質を高めてくれる働きもあるようです。
ごぼう茶は母乳にもおすすめ!
また、ごぼう茶には母乳の質をよくするミネラルも豊富に含まれているので「母乳が美味しくなる」という意見も多いようです。
お母さんから良質な母乳がいい感じに出れば、赤ちゃんもしっかり飲んでくれるようになりますよね。
すると赤ちゃんはすくすくと育ちお母さんも胸が張って痛みを感じたりする乳腺炎の予防にもなります。
ごぼう茶はノンカフェインなので安心して飲めるし体を温める作用があるので、授乳中の女性や母乳にいい影響を与えてくれることは間違いないようです。
なのでぜひ毎日の生活の中にごぼう茶を取り入れてみてはいかがでしょうか。
ただし、過剰摂取はよくありませんので適量を守って飲むことをおすすめします。
体質的に合わない、好みではないという人も無理は禁物です。
心配事があるときは専門家に相談するようにしてくださいね。
まとめ
ごぼう茶は赤ちゃんが飲んでもいいのか、授乳中や母乳への影響についてお届けしました。
ごぼう茶はノンカフェインで赤ちゃんや授乳中の女性でも安心して飲むことのできるお茶です。
が、製品を選ぶ際は成分が良質で安心できるものを見極めるようにしてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。