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映画

「ゲド戦記」ハイタカ・まさかなのセリフはなぜ?魔法シーンや能力についても

ジブリ映画「ゲド戦記」で、ハイタカがテルーを見たときにつぶやいた「まさかな」というセリフ。

ハイタカが「まさかな」と言ったのはなぜなのでしょうか。

今回はハイタカがテルーを見て「まさかな」と言ったのはなぜなのかとハイタカの魔法シーンや能力についてお届けします。

※この記事にはネタバレもあります。

「ゲド戦記」ハイタカ・まさかなのセリフはなぜ?

ハイタカがテナーの家でテルーに会った時、少しの間見つめてから言ったセリフは「まさかな」でした。

ハイタカの言った「まさかな」にはどのような意味があったのでしょうか。

テルーに何かを感じたから

ハイタカは助けたアレンと共にテナーを頼り、テナーの家に行きました。

そこで現れた少女テルー。

テルーは恥ずかしがりやなのかテナーの陰に隠れてしまいますが、ハイタカが自己紹介すると顔をあげます。

その顔をしばらく見つめたハイタカのセリフは「まさかな」でした。

なぜハイタカは「まさかな」と言ったのか…。

それは大賢人ハイタカがテルーに人ならざる気配を感じたからではないでしょうか。

そしてテルーもハイタカの前では心を開いたからではないでしょうか。

人嫌いのテルー

初めてハイタカと会ったときにテルーは最初テナーの陰に隠れて顔を伏せていました。

ところがハイタカが名乗ると顔を上げ「タカ」とハイタカの名を呼んだのです。

面倒を見ているテナーも「この子はとても人嫌いなのにあなたは大丈夫なのね」と驚いていました。

それだけすぐにハイタカには心を開いたテルー。

なのでハイタカもテルーの真の姿を感じとれたのだと思います。

テルーは竜の化身

ハイタカが感じ取ったテルーの真の姿。

それはテルーの正体が「竜」であるということです。

テルーは龍の化身であったことが物語の終盤で明らかになりますが、ハイタカはテルーの顔を見ただけでそれを感じ取ったのでしょう。

かつての大昔、人間と竜は同じ世界で暮らしていましたが、それぞれの価値観や求めるものの違いによって住む世界が別々に分かれてしまいました。

つまりひとつの世界では共存することができなくなり、人と竜は分かち合えない関係になってしまったのです。

ところがもともとは同じだったので竜の世界に人間が、人間の世界に竜が生まれることがあります。

テルーはまさに人間界に生まれた竜だったのです。

ハイタカだからこそ見抜けた

つまりテルーは竜ですが人間の姿に変わり人間と共存していたということ。

ハイタカはきっとテルーに竜の姿を感じ取ったのでしょう。

ハイタカの「まさかな」というセリフの意味は「まさかこの少女が竜の化身なのか?」といったような驚きの言葉だったのではないでしょうか。

つまり「大昔に住む世界を分けた竜が今、人としてここにいるのか?それがこの少女か?まさかな…」ということだと思われます。

そのようにテルーが竜の化身であることを瞬時に感じ取ったハイタカの正体は大魔法使い・ゲドです。

ハイタカだからこそテルーが竜の化身だということを見抜いたのです。

そんなハイタカは劇中でみだりに魔法は使いません。

なので魔法に関しては地味な印象がありますが、要所要所で見事な魔法を使っています。

 

「ゲド戦記」ハイタカの魔法シーンと能力

ハイタカがみだりに魔法を使わないのは世界の均衡を崩さないためです。

劇中ではアレンを助けるために魔法を使っています。

アレンを獣から守った

アレンが国から逃亡し逃げているときに狼のような獣に襲われます。

アレンが覚悟を決めた時、なぜか獣は弾かれてしまいます。

獣が目を向けた先にはハイタカが…。

獣に襲われるアレンを見つけたハイタカが魔法を使って追い払ったのですね。

さらわれたアレンを助けた

アレンが人さらいに連れて行かれ荷車で運ばれている最中、眩しい光とともに荷車の扉が開き現れたハイタカ。

アレンにかけられていた”かせ”をいとも簡単に外し助け出します。

アレンの居場所を突き止めたのもハイタカが物捜しの呪文を使ったからでした。

アレンの剣を取り戻した

アレンが人さらいに襲われた時に剣を落としてしまい、その剣は街で売られていました。

その剣を取り戻すためにハイタカは剣の在り処を突き止め取り戻しにいきます。

この剣も物捜しの呪文を使って見つけたと思われます。

クモの手下に見つかりそうになった時は顔を変えて追い払いました。

ハイタカの能力

劇中でハイタカは派手な魔法を使ったわけではありませんが、かなり優秀な人物であることが原作では描かれています。

幼少の頃から魔術の才がありヤギやハイタカ(猛禽類)を呼び寄せる術や霧と目眩ましの術などを使って村人を助けたりしていました。

ハイタカが魔法を学んだローク学院では「学院始まって以来の秀才」と評されるほどハイタカの能力は群を抜いていたようです。

大賢人であり竜と対等に話すことができる竜王でもあるハイタカ。

世界の均衡を崩さないためにみだりに魔法を使わないハイタカですが、まさに「能ある鷹は爪を隠す」といったところでしょうか。

ハイタカはアレンにとっても偉大な存在だったと思われます。

まとめ

ゲド戦記でハイタカがテルーを見てまさかなと言ったのはなぜなのかとハイタカの魔法シーンや能力についてお届けしました。

ハイタカがまさかなと言ったのはテルーの正体が竜であることを感じ取ったからでした。

ハイタカは優秀な魔法使いであり、かなり長けた人物です。

それ故、瞬時にテルーの中にある竜の気配を察知したのでしょう。

劇中で決して派手な魔法を使ったわけではないハイタカでしたが、いざというときに使う魔法は大賢人の風格を物語っていましたね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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