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カイジファイナルゲーム最後の審判・人間秤のルールや特徴は?時計職人の仕掛けと目的

映画「カイジファイナルゲーム」は、原作者の福本伸行さん自らが脚本に携わっておられるオリジナルストーリーとなっています。

今回も魅力的なゲームが登場しますが、本作では原作にない新しいゲームが行われます。

その中でも「最後の審判・人間秤」はシンプルながらも最も過酷なギャンブルのようです。

今回はそんな「最後の審判・人間秤」のルールや特徴、そして時計職人・杉山さんの仕掛けについて解説していきます。

カイジファイナルゲームの最後の審判・人間秤とは

帝愛ランドで開催されている中で最も過酷なギャンブルとされている「最後の審判・人間秤」

それは人間の価値を天秤にかけるゲーム。

要は、財産をすべて「金」に替え自分も乗る秤に乗せ重さを競うというもの。

当然、重かったほうが勝利します。

勝てば負けた者の全財産を手に入れられ、負ければ自分のすべての財産は相手に奪われます。

まさしく「最後の審判」というわけですね。

ですが、作品を一度見ただけではなんとなくルールがわかりにくかったように思えました。

ということで「最後の審判」のルールについてみていきたいと思います。

最後の審判・人間秤のルール

最後の審判・人間秤のルールをまとめると、

  1. 対決時間は12時00分~17時00分の5時間勝負
  2. 時間内に投下された金貨は全て有効である
  3. ルーレットにより3つの”F”(Family・Friend・Fixer)の順番を選択する
  4. 14時・16時・17時の3回、どちらの秤が重いかを開示
  5. 地面に落ちた金塊・金貨は帝愛側が没収
  6. 1時間ごとに台座が上がっていく仕組みになっている

というものです。

現金や金目のものを予め金塊に替えてゲームに参加します。

最後の勝敗を決めるのは最後の”F”である「Fan」

Fanとは会場にいる観客ですが、約4時間で台座の高さは2メートルを超えます

なので必然的にFanでの戦いは金塊ではなく、金貨を投げ入れることで競い合うことになります。

このようにルール自体が複雑なわけではありませんが、このゲームの最大の特徴は支援者をつけることができるということです。

即ち、ルーレットにより選択する3つの”F”です。

最後の審判・人間秤の特徴

このゲームの一番の特徴は「Family」「Friends」「Fixer」「Fan」の4つから支援者をつけることができるということです。

その支援者がどれだけ金塊や金貨になる資産を提供してくれるかがカギとなってきます。

そして勝つためには、

  • 事前にどれだけの支援者を用意できるのか
  • 相手の支援者をいかにして自陣に取り込むか

ということが必要になり、そこが勝負の分かれ目になってきます。

派遣王の黒崎は汚い手を使ってでも東郷の支援者を取り込んでいましたね。

そしてなんと言っても最後の”F”である「Fan」の心を自分に向けることが必要になります。

「Fan」は勝った方に賭けていれば倍の金額が得られるのですが、金貨1枚が約30万円なのでかんたんに投げるわけにも行きません。

台座を外せば帝愛側が没収するわけですからね…。

そんな「Fan」の心をどう掴むかもこのゲームの特徴として面白いところでありました。

そして最後に勝ったのは…。

最後の審判・人間秤の勝者

最後の審判・人間秤は不動産王東郷と派遣王黒崎の戦いでした。

状況は圧倒的に黒崎が有利な展開に…。

ところがゲームの途中で体調が悪くなった東郷に変わってカイジが勝負に出ました。

勝ち目がないゲームにカイジは、東郷から予め用意してもらっていた10億をもとに資金を調達。

黒崎をギャフンと言わせて勝利したのはカイジでした。

その勝利の影には時計職人の杉山さんが大きく関わっていました。

杉山さんが時計に仕掛けたあることで黒崎は底辺の生活へ送り込まれることに…。

黒崎にとっては屈辱な出来事でしたね。

時計職人の仕掛けについて

本作の冒頭で元時計職人でシングルマザーの杉山さんという女性が登場します。

彼女が終盤での伏線になっていたんですね。

時計職人の杉山さんとは

杉山さんはカイジと同じ派遣会社で働くシングルマザー。

元々は時計職人ですが不況で仕事がなく、仕方なく劣悪な派遣会社で働くもクビになります。

黒崎の部下に土下座をして仕事を頼むも、非情な対応をされ絶望する杉山さんに手を差し伸べたカイジ。

打倒黒崎に杉山さんの技術が必要不可欠だったのです。

時計の仕掛けと目的は

時計に仕掛けたからくりは「時計を5分早く進ませる」というものでした。

振り子の支点から重心までの距離を短くするという仕掛けを施すことで時間を早く進ませることに。

その目的は黒崎を油断させること。

目の前に大きな時計があれば誰も自分の時計を見ることはないという心理を利用したカイジは、誰も気づかなかった残り5分に勝負をかけたのです。

自分の勝利を確信していた黒崎は、自分の取り分が減るからと観客が金貨を投げ入れることを阻止していました。

ところが時間はまだ5分残っていた。

制限時間ギリギリのところで台座は上がりきっているわけで、無策の黒崎はとっさに金塊を投げ入れることはできない。

そのことをカイジは計算していたのです。

このようにカイジは時計を進ませることによって黒崎を油断させその隙きをつくことが狙いでした。

さすがカイジ、頭がキレますね!

まとめ

カイジファイナルゲームの最後の審判・人間秤のルールや特徴と時計職人の仕掛けの目的についてお届けしました。

このゲームは人間の価値を天秤にかけるという恐ろしさと奥深い人間の欲望を描いていましたね。

そんな人間の欲望の本質に抗い、どんでん返しで勝利するカイジはさすがでした!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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