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映画

「 鎌倉ものがたり」亜紀子が幽霊になったのはなぜ?死神が見える理由も

映画「DESTINY鎌倉ものがたり」で亜紀子は魔物に足をつかまれ転んでしまい幽霊となってしまいます。

なぜ亜紀子は幽霊になってしまったのか、そして死んでいないときから死神が見えた理由をお届けしたいと思います。

「DESTINY 鎌倉ものがたり」亜紀子が幽霊になったのはなぜ?

一色亜紀子の夫・正和は仕事はミステリー作家。

一度キャンセルになった仕事の再依頼を電話で受けた亜紀子は急いで正和に知らせようと、正和行きつけの小料理屋「静」に向かいます。

その途中の階段で転んでしまう亜紀子。

亜紀子はすぐに立ち上がり、正和のもとに向かいますが、異変に気づいた亜紀子は転んだ場所に戻って必死に何かを探していました。

それは自分の体。

そう、亜紀子は転んだと同時に幽体離脱していたのです。

転んだと言っても亜紀子は何かにつまづいたわけではなく、何者かに足をつかまれたのです。

亜紀子の足をつかんで転ばせたのは?

階段を下りる亜紀子の足をつかんだのは「赤い手の魔物」です。

赤い手の魔物とは天頭鬼の手下。

亜紀子を天頭鬼のもとに連れてくるように命じられて亜紀子の体を奪い、亜紀子は魂だけの存在になってしまいます。

夫の正和は小料理屋の女将に何かに憑かれているとお札を受け取り、亜紀子が幽霊になってしまったことに気づきます。

亜紀子も幽霊になっても実体でいられるのは正和のエネルギーを吸い取っているからと知り、黄泉の国へ旅立つことを決意することに…

そこには手ぐすねを引いて天頭鬼が待ち構えていました。

天頭鬼はなぜ亜紀子を黄泉の国に連れてこさせたのでしょうか。

そこには天頭鬼と亜紀子の前世からのつながりが関係していたようです。

亜紀子と天頭鬼の前世からの関係

天頭鬼は、はるか平安の昔から亜紀子に恋をしていました。

ずっと亜紀子と夫婦になりたかった天頭鬼ですが、亜紀子の夫になるのはいつも正和。

亜紀子と正和は前世から何度も夫婦になっていたのです。

亜紀子を自分のものにしようと前世から正和と戦ってきた天頭鬼だったようですが、いつもかなわなかった。

今世も亜紀子と正和が出会わないようにと、生まれる時期を十数年もずらしたのにあっけなく夫婦になったと怒っていました。

そこで業を煮やした天頭鬼は、まだ寿命がある亜紀子を手下の魔物によって無理やり黄泉の国に連れ去ったというわけです。

執拗に夫婦になることを迫る天頭鬼でしたが、当然亜紀子には拒絶されてしまいます。

最後は亜紀子を連れ戻しに来た正和によってまた夢破れた天頭鬼。

今度こそあきらめたのでしょうかね…

このように天頭鬼によって黄泉の国に連れてこられた亜紀子ですが、どうしていとも簡単に幽霊なってしまったのでしょうか。

それは、亜紀子があることをしたせいで、そのために生きているうちから死神を見ることもできていたのです。

亜紀子が死んでいないのに死神が見えた理由

死神は死んだ人しか見れないのですが、亜紀子と正和は死んでいないのに見ることができていました。

その理由は、

魔界松茸を食べたから!

夜市で亜紀子は魔物から松茸を買わされますが、その中に魔界松茸も入っていました。

松茸で味噌汁を作ろうとしていた亜紀子は少し変わった松茸を見つけますが、さほど気にすることなく調理してしまいました。

その少し変わった松茸が「魔界松茸」でそれは体から魂を抜いてしまうという恐ろしいものでした。

それを食べた正和は魂が抜けそうになりキンによって助けられます。

亜紀子も味見で口にしてしまっていたため抜け出そうとする魂を必死で飲みこみました。

このように亜紀子も正和も一度魂が抜けそうになったことで、死んだ人と同等になり死神が見えたのです。

そして亜紀子が寿命があるにもかかわらず幽霊になってしまったのは魔界松茸入りの味噌汁を口にしたことで魂が抜けやすくなっていたから…

魔界松茸を亜紀子に売ったのは赤い手の魔物。

亜紀子を天頭鬼のもとに連れていくために魔界松茸を食べるように仕組んだのでした。

まとめ

映画「DESTINY鎌倉ものがたり」で亜紀子はなぜ幽霊になったのかと死んでいないのに死神が見えた理由についてお届けしました。

亜紀子が幽霊になったのは何世もの間亜紀子を想い続ける天頭鬼の仕業でした。

魔界松茸を食べたことによって死神が見えていた亜紀子は魂も抜けやすくなっており、このことが物語に重要な意味をもたらしていましたね。

亜紀子は屈託のないかわいい女性でした。

天頭鬼が惚れこむのもうなづけますが正和にはかないませんでしたね!

最後までお読みいただきありがとうございました。