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ルパン三世THE FIRSTでヒトラーの写真で変装していたのは誰?正体や冥途の土産の理由も

映画「ルパン三世THE FIRST」に登場する謎の男ゲラルトが崇拝するヒトラー。

ヒトラーが必ず生きていると信じるゲラルトは最近ブラジルで撮られたというヒトラーの写真を持っていました。

ところがそのヒトラーの写真は何者かがなりすました偽物でした。

いったい誰がヒトラーに変装して写真に納まったのでしょうか。

そしてその写真をルパンがゲラルトに冥途の土産と言って手放した理由は?

今回はヒトラーの写真で変装していたのは誰なのか?その正体とルパンはなぜ冥途の土産と言って写真を手放したのかについてお届けします。

「ルパン三世THE FIRST」ヒトラーの写真で変装していたのは誰?

劇中でゲラルトが明かしたヒトラー生存の可能性。

ヒトラーが生きていると信じるゲラルトは最近ブラジルで撮られたという老齢のヒトラーの写真を持っていました。

ところがその写真はインターポールがナチスの残党の反応をみるために偽造した写真をわざと流したものでした。

偽造した写真ということはヒトラーに成りすまして写真に納まった人物がいるということです。

写真のヒトラーに変装していた人物の正体はルパン一世?

劇中でヒトラーの写真が偽造であることは明かされましたが、誰がヒトラーを演じていたのについては明かされていません。

ですが、写真のヒトラーの正体はルパン一世ではないかと考えられます。

まずこの物語ではルパン三世のじいさま・ルパン一世が大きく関わっています。

レティシアの祖父である考古学の権威ブレッソン教授に発掘資金を援助していたのがルパン一世でした。

ルパン一世はブレッソン教授のパートナーだったのです。

ブレッソン教授はエクリプスをナチスから守るために命を落としますが”ブレッソン・ダイアリー”という形でその詳細を残しました。

そのブレッソン・ダイアリーを見るためには複雑な仕掛けを解く必要がありました。

ブレッソンダイアリーの仕掛けを作ったのがルパン一世

ブレッソンダイアリーの仕掛けを作ったのがルパン一世だったとルパンが気づきます。

劇中でルパンがブレッソンダイアリーに対して「懐かしい感じがする」と言う伏線がありました。

それはルパンが幼少のころに、じいさまのルパン一世がブレッソンダイアリーに仕掛けを施す様子を見ていたということだと思われます。

「昔、触れたことがあるような…」とも言っていましたね。

日記にルパンって通り名にゆかりがある「ルピナス」という花が描かれていたことから、ルパンはブレッソンダイアリーの仕掛けを作ったのがじいさまだったと確信しました。

ということは、じいさま・ルパン一世もナチスからエクリプスを守ろうとしていたと思われます。

ルパン一世もインターポールと休戦協定していた?

ルパンと銭形警部はエクリプスの謎を解くために休戦協定を結びます。

銭形警部がインターポールもアーネンエルベ(ナチスの研究機関)の動向を警戒している事実を語っていました。

ということはルパンのじいさまもインターポールの誰かとつながっている可能性は否定できないのではないでしょうか。

ルパンのじいさま・ルパン一世の生死は明かされていませんが、姿を現さないだけで生存している可能性の方が大きいと思います。

なので、ナチスの復活を警戒して裏で動いていた可能性はあるのではないでしょうか。

そのために老齢のヒトラーに変装して、あたかもヒトラーが生きているかのような写真を偽造しインターポールに流させた…

ルパン一世ならば変装なんて朝飯前のはずです。

そうやってナチス残党の反応をうかがっていたのではないでしょうか。

そのために一時休戦して協定を組んでいた可能性はあると思います。

ルパン三世もその写真のヒトラーがじいさまの変装だと気づいたようです。

ルパン三世はヒトラーの写真がじいさまだと気づいた?

終盤でのルパンとゲラルトの決戦。

ブラックホールに吸い込まれそうになるルパンに、ゲラルトが持っていた写真が飛んできます。

それを見たルパンは「あ……??」と何かに気づいた様子を見せます。

きっとヒトラーの写真に納まっている人物が変装したじいさまだと気づいた反応だったのでしょう。

短時間ながらまじまじと写真を見ている様子からもそう思えます。

ルパンはヒトラーの最近の写真をゲラルトが持っていることは知っていましたが実際に見たのはこのときです。

ルパンはルパン一世のことを「じいさま」と呼び慕っている様子。

そのじいさまがヒトラーに変装していたことに驚きと喜びが一瞬にして沸き上がったのではないでしょうか。

ゲラルトが写真を取り返そうとしますが、ルパンが奪われないようにしたのもその写真の人物がじいさまだったからでしょう。

ですが最後に「冥途の土産だ」とゲラルトに写真を譲るのですがそれは何を意味するものだったのでしょうか。

ヒトラーの写真を冥途の土産だと言って手放した理由

ブラックホールに吸い込まれようとする中、飛んできた写真をゲラルトに取り返されないようにしていたルパン。

ところが最後ゲラルトがブラックホールに飲み込まれてしまうと「冥途の土産だ」と言って手放しブラックホールに吸い込ませます。

その理由として考えられるのは、

  • 総統に忠誠心を誓っていたゲラルトへのみやげ
  • エクリプスが破壊されたことによって写真も役目を終えた
  • じいさまの存在を謎のままにしておく

といったことが考えられます。

それにルパンは「けじめはつけたぜ、じいさま…」とつぶやきます。

じいさまが関わったブレッソンダイアリーに書かれたエクリプスの謎を解き、破壊させたルパンはじいさまも、もう役目は終えたということ表したかったのでは?

この物語の中で、ルパン三世のじいさまは重要なキャラでありながらその存在は謎のままです。

それ故、じいさまを深追いしないというルパンの思いもあったのだと思います。

ルパンとしては、ブレッソンダイアリーの謎にたどり着いたルーツはじいさまであり、そのじいさまの変装によって総統が生存していると思い込んでいたゲラルトに対しての皮肉も込めた「冥途の土産」だったのかなと思いました。

まとめ

ルパン三世THE FIRSTでヒトラーの写真で変装していたのは誰なのかとルパンが冥途の土産と写真を手放した理由についてお届けしました。

この映画のサブタイトル「THE FIRST」にはルパン一世にまつわる物語という意味もるのですが、かなり濃いところでルパン一世が関わっていましたね。

ルパン三世が、途中遺跡のトラップの先にルパン一世のシルクハットとステッキを見つけるシーンは感慨深いものがありました。

ステッキに描かれた「L」の文字。

そのステッキとシルクハットでポーズをとるルパン三世がとても素敵でした!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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