「名探偵コナン」の劇場版23作目!映画『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』コナン宿命のライバル怪盗キッドと、空手家・京極真が激突!19世紀にシンガポールの海底に沈んだとされるブルーサファイア「紺青の拳」を巡って事件に巻き込まれる…。https://t.co/EbC7YM1GjT#名探偵コナン #紺青の拳 pic.twitter.com/iOGJjgaJ4D
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映画「名探偵コナン・紺青の拳」で怪盗キッドは海賊から宝石を奪いました。
その宝石は19世紀末、海賊船と共にシンガポール近海に沈んだとされていた伝説の秘宝として本作では重要なアイテムとなっていました。
それは世界最大級のブルーサファイア、別名紺青の拳(フィスト)です。
そしその宝石をめぐってさまざまな事件が起こりましたが最後はキッドの手に渡りました。
が、その後キッドはレオンに返しました。
なぜ??
今回は怪盗キッドがなぜレオンに宝石を返したのかを探っていきたいと思います。
目次
紺青の拳がキッドの手に渡った経緯
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ブルーサファイア・紺青の拳は最後はキッドが手にしますが、それまでにさまざまな事件が起こりました。
その中での宝石の持ち主の流れと経緯を追ってみたいと思います。
リシの父親が沈没船を発見
海洋学者だったリシの父親は偶然、紺青の拳が眠っている可能性の高い沈没船を発見しました。
先に宝石を引き上げられては困るレオンは中富禮次郎が運転する船でリシの父親をひいたのです。
これによってリシの父親が宝石を引き上げることはなくなりました。
ジョンハン・チェンが引き上げる
シンガポールの実力者ジョンハン・チェンが、沈没船からブルーサファイアの引き上げに成功します。
武道が大好きなジョンハン・チェンはチャンピオンベルトにブルーサファイアを埋め込み空手のトーナメントを開催。それは優勝者の手に宝石が渡るというシナリオであった。
空手の優勝者はレオンのボディーガード。
レオンのボディーガードであるヘッズリ・ジャマルッディンは空手のトーナメントで優勝しチャンピオンベルトを手にします。
即ち宝石は彼のものとなったわけですが、ヘッズリ・ジャマルッディン は宝石には興味がなくレオン・ローに渡します。
レオン・ローの策略
ヘッズリ・ジャマルッディンは京極と戦うことが目的でした。
しかし京極は強敵。
なんとしてもチャンピオンベルトをヘッズリ・ジャマルッディンに取らせたいレオンは京極がトーナメントに出ないように圧力をかけたのです。
結果ヘッズリ・ジャマルッディンが優勝し宝石はレオンの手に…
レオンが海賊に宝石を渡した理由
レオンが紺青の拳にこだわった理由は海賊を思い通りに操る引きかえとして必要だったから。
自分の計画を実行するには海賊の協力が必要だったレオンは、目的達成のために海賊に宝石を渡したのだ。
怪盗キッドの手に渡った宝石
街を破壊する海賊たちを抑えるためには京極の力が必要でした。
そこで京極が攻撃することを阻んでいたミサンガを切ることを思いつきます。
そして京極のミサンガを切ることに成功したキッド。
京極に攻撃されひるむ海賊たち。
その隙をついて海賊の頭ユージーン・リム からキッドは宝石を奪い取りました。
しかしその宝石をレオンに返したのです。
「そいつは俺の探している宝石ではない」
と言って…
それはなぜだったのでしょう。
怪盗キッドが宝石をレオンに返したのはなぜ?
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せっかく手にした宝石をレオンに返したキッド…
そこには怪盗キッドの本名に隠された思いがあったのです。
怪盗キッドの本名と父との関係
怪盗キッドです。よろしくお願いします(微笑み
反応くれたら迎えにいきますね。 pic.twitter.com/ZrNeq4zO9o— 快斗 (@kurobaka110) April 11, 2020
怪盗キッドの本名は黒羽快斗(くろばかいと)。
普段はマジックが得意な高校生。
冒頭で工藤新一になりすましているキッドにレオンが
「君の手は探偵というよりマジシャンのようだね」
と言っていましたね。
そして彼の父親は黒羽盗一。
世界的マジシャンであったがマジックショーの最中に事故死してしまう。
マジシャンだと思っていた父は、実は怪盗キッドであり事故死ではなく殺されたことを知った快斗。
快斗は父を殺した犯人を探すために自らが怪盗キッドになったのだ。
怪盗キッドが狙う宝石はビッグジュエル・パンドラ
怪盗キッドとして行動することによって父を殺した組織の人間と遭遇することに成功した快斗。
父の仇だと確信した快斗が知った組織が求めるもの、それは不老不死が得られるというビッグジュエル・パンドラだった。
父を殺した組織が狙うビッグジュエル・パンドラ。
父の敵を討つために快斗はパンドラを組織の連中よりも先に見つけ出し破壊することを誓ったのだった。
なので怪盗キッドの口から
「俺の探している宝石ではない」
という言葉が出たわけです。
それにしてもわざわざ返す必要があったのか疑問に思うところです。
その理由を考察してみました。
宝石を返したキッドの気持ちを考察
レオンは悪事をはたらいたとは言え本来は優秀な人間です。
欲望のために罪を犯したレオンをキッドは哀れに思ったのではないでしょうか。
そしてそこには罪を償って更生してほしいという気持ちとキッドのプライドもあったのだと思います。
自分が探している宝石はあくまでもビッグジュエル・パンドラ。
その宝石以外は必要ない…
そう思ったのではないでしょうか。
父の仇を討つことを強く心に誓っているキッドの気持ちの表れだと思いました。
まとめ
映画「名探偵コナン紺青の拳」で怪盗キッドがレオンになぜ宝石を返したのかを解説しました。
紺青の拳を返したキッドはこれからもビッグジュエル・パンドラを求めて飛躍していくことでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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