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タイタニックでジャックを海に沈めるローズはひどい?生き残れた説についても

映画「タイタニック」で最後にローズがジャックを海に沈めるシーン。

一番感動したシーンだという声もあればローズはひどい!という声もあり賛否両論のようです。

そしてジャックは生き残れたのでは?という意見が多いことにも驚きました。

今回はタイタニックでジャックを海に沈めるシーンや生き残れたのではという意見についてお届けします。

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タイタニックでジャックを海に沈めるローズはひどい?

タイタニック号が氷山にぶつかり沈没。

海に投げだされた二人は極寒の中救助を待ちます。

ローズは流れてきたドアの板の上で、ジャックは半身海水につかりながらその板につかまっていました。

でも力尽きてしまったジャックは海に沈んでしまいます。

それは救助ボートが来たことによってローズがジャックの手を離したからですが、そのシーンについて、

  • ローズはジャックを見捨てた
  • ローズのせいでジャックは海の底に沈んだ
  • ローズの行動が理解できない

といった「ローズがひどい」という意見があります。

ジャックを海に沈めたローズはほんとうにひどい女なのでしょうか。

ジャックを海に沈めるローズ

極寒の海の中で救助を待つジャックとローズは全身が凍り付き今にも瀕死の状態でした。

しっかりと手を握りながらローズを励ますジャックでしたが二人の体力は限界。

意識が遠のきそうな中、救助ボートが近づき生存者がいないか確認する声を聞いたローズは力を振り絞りジャックの名を呼びます。

ところがジャックは息絶えていました。

今生存を知らせなければ救助ボートは去ってしまい自分の命も助からない。

そう思ったローズは握っていて凍り付いたジャックの手を自分の手から引きはがすのですがそれと同時にジャックは海の底へと沈んでいきます。

ローズはなぜジャックの手を離した?

極寒の海の上で体力も限界で声も出せなかったローズは救助ボートに自分の存在を知らせるために近くの遺体の笛を取りに行きます。

そのためにはジャックの手を離すしかなかったのです。

それは「何があっても生き延びる」というジャックとの約束があったからです。

ジャックとの約束を守るため、ジャックの分まで生きるためローズは究極の選択をしたのです。

ジャックが沈んだのはローズのせい?

生き延びるためにジャックの手を離したローズ。

握り合った手は凍り付き固まっていました。

その手を引きはがしたときにジャックはつかまっていた板からも外れて沈んでいきます。

それは自然にそうなったのであって何もローズがわざと海に沈むように仕向けたわけではないですよね。

自分が生きることを優先したが故のローズの行動で、あのままジャックに未練を残してすがっていても共倒れになるだけだったのですから…

ましてジャックは息絶えていたのです。

少しの間ジャックの手を握りながら呆然としていたローズですが、思い直したように最後の力を振り絞りジャックの手を離すのです。

なのでジャックが沈んだのはローズのせいとかではなく、息絶えたジャックが海に葬られたということでしょう。

以上のようにジャックを沈めたのはローズというわけではなく、決してローズがひどいと思えないことがわかります。

しかし、巷では「ジャックは生き残れたんじゃないの?」という意見もあります。

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タイタニックでジャックは生き残れた?

映画「タイタニック」では最後ジャックは生き残れたのではないかという意見があることに少し驚きました。

その意見は、二人が海へ放り出されたときローズが乗っていたドアの板にはジャックが乗るスペースがあったのでは?ということです。

ジャックも板の上に乗ってれば助かったかもしれないのにローズはなぜジャックのためにスペースを空けなかったのかという意見ですね。

中にはローズのほうが体格がよくて脂肪もたくさんついてそうなのでジャックのほうを板に載せていれば…なんて意見も出ています。

まぁ確かに板の上はジャックも乗れそうですが、仮にジャックも板の上に乗ったとして二人とも救助されたとしたら…

「タイタニック」という映画が成り立たなくなってしまいますよね…

そのあたりはジェームズ・キャメロン監督がジャックが死ななくてはいけなかった理由について語っています。

タイタニックでジャックが死ななくてはいけなかった理由

タイタニックでもしジャックが生き残っていたらまた全然違うシナリオの映画が出来上がってしまいますよね。

つまり「ジャックは最後死ぬ」というシナリオの映画だったってことです。

ジャックが生き残っていたら映画が成立しない。

もしジャックが生きていたらローズが100歳を超えてから初めてジャックのことを話すこともなかったし、最後「碧石のハート」を海に投げる必要もなくなります。

タイタニック号の船上で出会ったジャックと過ごしたのはたった数日間だったけれど、死ぬまでジャックのことを思い続けていたローズ。

それは海に投げだされたときローズを助けるために自分を犠牲にしはかはなく逝ってしまったジャックだからこそとも言えます。

なのでジャックも板の上に乗って二人とも助かっていたらこんなにも涙する物語は成立しないわけです。

ジェームズ・キャメロン監督もなぜローズはジャックのためにスペースを空けなかったのかと問われたときこう答えています。

「答えはとてもシンプルだよ。なぜなら脚本の147ページに『ジャックは死ぬ』と書かれていたから。
彼女を支えるには十分な大きさで、彼を支えるのには不十分だったからだが、もちろんそれは芸術的な理由によるものだ」
引用元:https://www.cinematoday.jp/news/N0096472

確かに脚本がそうなっているんですからローズがスペースを空けてジャックも乗り二人して助かるわけにはいきません。

でもこのようにジャックは生き残れたという意見がある裏には「ジャックに生きててほしかった」という願望もあったのではないでしょうか。

ジャックに生きててほしかったと思う理由

映画「タイタニック」は実際に起きた豪華客船の沈没事故をもとに描かれたラブストーリーですが、そこには人の死と別れが切実に訴えられています。

あのように貧しくとも夢に向かって前向きに生きるジャックのファンになった人は多かったのではないでしょうか。

そして自分を犠牲にしてでもローズを守った勇敢さ。

そんなジャックに「生きててほしかった」と思うのは自然な感情なのかもしれません。

ジェームズ・キャメロン監督はこんな議論(ジャックが生き残れた)は、ばかげていると言いながらも人がそう思う意味をこう語っておられます。

「この映画が、観客がジャックが死ぬのを見て心引き裂かれるほど、彼をとても愛すべき存在として描けたということ」
引用元:https://www.cinematoday.jp/news/N0096472

こうやってみてくると「ジャックは生き残れたのでは?」という意見が出るほどジャックが魅力的だったということでしょうね。

まとめ

映画「タイタニック」でジャックを海に沈めるローズはひどいのか、そしてジャックは生き残れた説についてお届けしました。

あの状況ではローズもジャックの手を放さずを得なかったですよね。

それで沈んでいったジャックに涙した人も多いと思いますが、もしジャックが生き残っていたら?という設定で自分なりに脚本を想像してみると面白いかもしれませんね!

最後までお読みいただきありがとうございました。