映画

映画「タイタニック」はどこまでが実話?ローズのその後の人生についても

映画「タイタニック」は1912年に実際に起きた豪華客船沈没事故をもとに描かれています。

そこでどこまでが実話なのか気になるところです。

今回はタイタニックのどこまでが実話なのかと、ローズのその後の人生についてお届けします。

スポンサーリンク

映画「タイタニック」はどこまでが実話?

まず揺るぎない事実はタイタニック号は1912年4月14日の23時40分に氷山に衝突し翌4月15日午前2時20分に沈没したということです。

映画「タイタニック」でもリアルに描かれていますが、実際にこの事故で1513人の方が亡くなっています。

唯一のフィクションはジャックとローズの恋物語で、それ以外のほとんどは生存者の証言をもとに事実に基づいて再現されています。

タイタニック号に関しての事実

映画でも救命ボートの数が足りないことに触れられていましたが、実際のタイタニック号も乗客の半分程度の分しか救命ボートが設置されていませんでした。

デッキの景観が損なわれるからと言った理由で…

おまけに定員に満たない状態で船から離れていたのです。定員40人に対して12人しか乗っていなかったボートもあったようです。

映画ではローズの母が上流階級の人間に混みあったところはふさわしくないというようなことを言っていてローズにキレられていましたね。

そして豪華な船内。

映画「タイタニック」でも豪華な船内は忠実に再現されています。

特に最後にジャックとローズが再会する場面でも登場する映画の中で印象的な大階段や船内の装飾も同じように再現されています。

タイタニックのローズは実在していた?

映画「タイタニック」のローズとジャックは架空の人物です。

でもこの二人の悲恋がタイタニック号の悲劇をより一層リアルなものにしました。

しかしこの作品の中には実在した人物もたくさん描かれています。

スポンサーリンク

タイタニックで実在した人物

ジャックに礼服を貸しマナーを教えて陰から支えてくれたマーガレット・モリー・ブラウン。

タイタニックが沈没したときに救命ボート上で救助のために引き返すことを主張した勇敢な女性でしたね。

彼女は実際にタイタニック号に乗船していた人物です。

その他にもタイタニック号の船長エドワード・スミスやタイタニック号を建造したホワイト・スターライン社の社長ブルース・イズメイ、タイタニック号の設計主任トーマス・アンドリュースや勇敢に乗客の避難に手を尽くした航海士たち。

乗客の心を落ち着かせようと最後の時まで演奏を続けた音楽家たちや、死を覚悟しベッドに身を横たえた老夫婦も実在した人物です。

その他、妻をボートに乗せ自分は船内に残り最期を迎えた紳士や「品格を失いたくない」とブランデーを飲みながら最期を迎える紳士など作中で描かれていた人物は実在した人を忠実に再現されています。

そのように実在した人物の姿を描いたからこそリアルな緊迫感が伝わる心に響く作品になったのでしょう。

ちなみにこの作品の上映時間は通常の映画より長いですが、この時間はタイタニックが沈むまでにかかった時間とほぼ同じだそうです。

そして最後ローズとジャックが再開する大階段のバックにある時計がタイタニックが沈没した午前2時20分を再現しています。

ジェームズ・キャメロン監督のこだわりがひしひしと伝わってきますね!

そして生き残ったローズは実在する人物ではありませんが、助けられた後どのような人生を送ったのか気になります。

「タイタニック」ローズのその後の人生

映画「タイタニック」のローズのその後の人生ですが、ジャックとの約束を守り幸せな人生を歩んだようです。

100歳まで生きたローズ

映画「タイタニック」の冒頭では100歳を超えたローズが登場し、過去の出来事を初めて語ります。

ローズはタイタニック沈没後助けられましたが、その後100歳を過ぎるまで生きていたことがこの物語の序盤でわかります。

それだけ長生きできたってことは、その後の人生が幸せだったということが安易に想像できますよね。

それまでの人生については詳しく描かれていませんが、ローズが誇らしそうに飾っている写真からローズのその後の人生がわかります。

写真が語るローズのその後の人生

劇中の終盤でベッドで眠る年老いたローズの傍らには、これまでの人生を物語った写真がいくつも飾られていました。

そこにはローズが経験してきた様々な軌跡が写真という形で残っていました。

「何があっても生き延びるんだ。そしてたくさん子供を産んで長生きし最期は暖かいベッドの上で迎えるんだ」というジャックからの遺言を胸に刻みその約束を果たしてきたことがうかがえる写真の数々。

きっとローズはタイタニック号の船上でジャックと出会い、本当の自分になれたんだと思います。

沈没後は冷たい海に投げだされジャックとの悲しい別れを強いられましたが、ジャックと出会ったことによってローズは強くなれた。

そしてジャックとの思い出をひっそりと温めつつその後の人生は幸せに暮らしたのでしょう。

それは、年老いたローズの穏やかな表情からも推測されます。

結婚し子供も生まれ幸せに暮らしてきたローズの傍らにはいつもジャックがいたのでしょうね。

まとめ

タイタニックの映画はどこまでが実話なのかとローズのその後についてお届けしました。

あそこまで実話を忠実に描かれたことで、当時の様子がひしひしと伝わり臨場感あふれる作品となっていました。

それに伴うジャックとローズの恋物語は涙なくして観ることはできなませんよね。

ローズのその後が幸せだったことがまた心に響く展開でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

映画「タイタニック」のジャックがかっこよすぎる!性格や名言から見た男性像とは映画「タイタニック」に登場するジャック・ドーソンは三等客室の乗客で、上流階級の娘ローズと愛し合うようになります。 このジャックですが、...
タイタニックでジャックを海に沈めるローズはひどい?生き残れた説についても映画「タイタニック」で最後にローズがジャックを海に沈めるシーン。 一番感動したシーンだという声もあればローズはひどい!という声もあり賛...
タイタニックでおばあちゃんが最後ネックレスを海に投げたのはなぜ?大事に持っていた理由も映画「タイタニック」では、最後おばあちゃんになったローズがネックレスを海に投げ入れてしまいます。 そのネックレスこそタイタニックととも...