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映画

トイストーリー2プロスペクターの最後は?博物館行きに固執した理由についても

映画「トイストーリー2」でアルに盗まれてしまったウッディ。

連れてこられたアルの部屋で出会ったのはかつての人気番組で一緒だった仲間たち。

その中のひとり、箱に入ったままの金鉱堀り「プロスペクター」

「放蕩息子がついに戻った」とウッディを迎えますが、作品の中でのプロスペクターは実は黒幕

最後まで博物館行きに固執しアンディのもとに帰ろうとするウッディを邪魔し続けたプロスペクターの最後はどうなったのでしょう…

トイストーリー2でのプロスペクターは黒幕!

ウッディたちと共に「ラウンドアップ」という人形劇に登場する金鉱堀りのプロスペクター。

丸い鼻に白いひげ、赤いシャツにオーバーオールを履いていて箱には付属品のツルハシがついている。

一見陽気で面倒見のいいおじいさんに見えるが、実はウッディの邪魔をする黒幕だったのです。

そのせいで彼がたどった最後とは…

トイストーリー2でプロスペクターは最後どうなった?

一時は博物館行きを決意したウッディですが考えなおしアンディのもとへ帰ろうとします。

でもどうしても博物館に行きたいプロスペクター。

日本の小西博物館はウッディなしでは買い取ってくれないためウッディを逃がすわけにはいかないのです。

なんとか吸気口のふたをはずして逃げようとするウッディでしたが、プロスペクターがツルハシでボルトを締めあげてしまい、とうとうアルのトランクの中に…

空港に連れていかれるウッディを助けようとするバズたち。

それを妨害するプロスペクター。

陽気で面倒見のいいおじいさんと思えたプロスペクターの本性がとうとう表れます。

最後は空港の荷物ターミナルでバズを殴り落してしまい怒ったウッディともみ合いに…

挙句にはツルハシでウッディをバラバラにしようとします。

絶体絶命のウッディでしたがギリギリ間に合ったバズたちが他の荷物に入っていたストロボで目くらまし攻撃!

そして倒されたプロスペクターは捕らえられ放り込まれた所はリュックのポケット。

そのリュックの持ち主は自称アーティストの女の子。

女の子はおもちゃに落書きをするのが大好き!

隣にいたバービー人形は顔にたくさん落書きされていて「あなたも気に入るわよ」と言っている。

落書きと言ってもアーティストというだけあってきれいなペイントでお化粧されているのだ。

女の子は「変な顔の人形!」と言いながらもそのバービーと一緒にプロスペクターを連れ帰るのである。

そう、プロスペクターの最後は博物館で展示され永遠の命を得ることではなく女の子のものになってしまったという結末…

きっとバービー人形のようにいろいろとお化粧されてしまうのでしょう。

望まぬ最後となってしまったプロスペクターですが、博物館で永遠の命を得ることを望んだのはなぜだったのでしょう。

そこには哀しき事情があったようです。

トイストーリー2でプロスペクターが博物館行きに固執した理由は?

プロスペクターの末路は上記のようになりましたが、プロスペクターが博物館行きを望んだ理由、それはジェシーやブルズアイとともにトラウマを抱えていたことが原因だったのです。

プロスペクターのトラウマとは

プロスペクターの中に住み着くトラウマ。それは…

おもちゃ売り場で他の玩具が売れていく中、自分は長年安売り店に並べられた売れ残り

ということだったのです。

そして一緒に番組に出演していた仲間、ジェシーの半生を知っていたことも大きな要因だったのです。

ジェシーの半生とは

ジェシーは以前、エミリーという女の子のお気に入りのおもちゃとして愛され大切にされていた。

ところが、エミリーが成長するとともにエミリーの関心は他にものに移ってしまいジェシーはベッドの下に落ちたまま忘れ去られていたのです。

そしてやっとのことで見つけられたものの、最後にはチャリティー行きのダンボール箱に入れられ外に捨てられてしまったのだ。

その後は長い間倉庫の段ボールの中にいたため、ダンボールに入れられることに強い拒否反応を起こしてしまう。

このようなことから自分たちは博物館で展示され「永遠の命」を得ることに執着してしまうようになったのである。

・安売り店に並べられた売れ残り
・暗い倉庫の中でウッディがアルの手に入るまで長い間過ごした
・持ち主に忘れられることを恐れているジェシーの半生を知っている

このようなおもちゃとしての哀しい過去がプロスペクターが博物館行きを望んだ理由であったのです。

プロスペクターの台詞

  • アンディが君を大学や新婚旅行に連れていくか?
  • アンディは大人になる。それを止めることはできない!
  • 子どもに壊されて捨てられて埋め立て地で腐るんだ!

は哀しいおもちゃの末路を案じる彼の思いも感じられます。

ウッディが現れたことによりやっと日の目を見ることができるようになったプロスペクターが、博物館行きを望んだ気持ちもわかる気がします。

そうなればもう捨てられたり暗い倉庫で過ごすこともなく何世紀もの間子供に愛され続けることができるのですから…

しかし、皮肉なことに最後は女の子のものになり始めて自分と遊んでくれる持ち主のもとへ行くことになりました。

自称アーティストの女の子にお化粧しまくられることになると思われますが、一応おもちゃとしての役割を果たせることになりまた違う幸せを見つけることができたかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本作はおもちゃたちの気持ちが深く描かれた作品でしたね。

博物館で永遠の命を得ることを望んだプロスペクターと子供に遊ばれてこそおもちゃと考えるウッディとのやりとりは奥深いものを感じました。

最後は女の子のものになったプロスペクターとアンディのもとに帰ったウッディとジェシーとブルズアイ。今後どうなっていくのか気になるところです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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