「新劇場版ヱヴァンゲリヲン:Q」で、式波・アスカ・ラングレーが言ったセリフ「エヴァの呪縛」。
「:Q」は「:破」から14年後の世界ですが、アスカの外見が全く変わっていませんでした。
それは「エヴァの呪縛」とは歳を取らないということなのでしょうか。
今回は「エヴァの呪縛」とは不老不死を意味するのか、マリやシンジの外見が変わらないことも関係しているのか解説していきます。
目次
アスカはエヴァの呪縛で歳を取らない?
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 TV版』🔴金曜よる9時🔴
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🚺式波・アスカ・ラングレー
🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺🔺エヴァンゲリオン2号機パイロット
🇩🇪ドイツ出身
🤜勝ち気な性格と気持ちをストレートに反映した言動で周囲を圧倒する#あんたバカぁ #宮村優子 pic.twitter.com/tE1bgwHhQF— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) January 20, 2021
新劇場版では「:破」から14年後の世界が「:Q」で描かれています。
アスカは14年後も外見が変わっていない
ミサトたちヴィレは初号機ごと宇宙に封印されていたシンジを発見。
目覚めたシンジは訳が分からず困惑しますが、記憶の最後から14年の歳月が過ぎていることを知らされ愕然とします。
ところがアスカが無事でいることを知り再会を喜んだものの、アスカには罵られてしまいます。
そこでシンジが戸惑いながらもふと疑問に感じたこと。
14年も経過しているのにアスカの外見が変わっていない…。
そのことに困惑するシンジにアスカが放った言葉、それが「エヴァの呪縛」でした。
アスカのセリフ「エヴァの呪縛」とは
上記の通り「エヴァの呪縛」とは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の式波・アスカ・ラングレーが言った言葉です。
アスカの外見が変わっていないことから「歳を取らない」という意味だと思われますが、ただ単に歳をとらないだけではない何かがありそうです。
新劇場版において重要な伏線が隠されているのでしょうか。
そしてマリやシンジもこの「エヴァの呪縛」にとらわれているのでしょうか。
マリやシンジも「エヴァの呪縛」で不老不死?
エヴァの呪縛で容姿は14のままなのに表情が大人だぁ…………… pic.twitter.com/42JsgY8KJN
— ⛓🖤 (@pipipi_724) January 23, 2021
rt
アニメ的に目に被らないからなんだっけかエヴァのマリのメガネがアンダーリムになったのはQから
破の時の方が好きだったかな pic.twitter.com/iowOlhzcBX— 刃座鬼 セイバー沼稼働中 (@misonegicyaasyu) May 18, 2015
「新劇場版ヱヴァンゲリヲン:Q」の冒頭で宇宙からヴィレに回収されたシンジの外見は14年前と変わっていません。
それに加えて、アスカを援護するマリは「:破」で突如現れたキャラクターですが、マリもまた外見がまったく変わっていませんよね。
外見が変わらない=歳を取らない
それって普通の人間では考えられないことです。
ということは、エヴァのパイロットは人間とは異なる存在であるということを示唆しているのでしょうか。
ここは、14年前にアスカ・マリ・シンジに何があったのか振り返る必要がありそうです。
「新劇場版ヱヴァンゲリヲン:破」でのアスカ・マリ・シンジ
「新劇場版:Q」から14年前の物語「新劇場版:破」ではエヴァパイロットであるアスカ・マリ・シンジが壮絶な戦いを強いられることになります。
その結果「エヴァの呪縛」にとらわれてしまった可能性が大きいと思います。
アスカに降りかかった「エヴァの呪縛」
アスカが3号機に乗る前に、ミサトに「あたしが3号機を気に入ったら赤く塗り替えてよね」 のセリフ、これ3号機が使徒に乗っ取られ、 初号機のダミーシステムによって倒され血まみれにされるという伏線なので今もトラウマ。#エヴァ破 pic.twitter.com/hfB1N6rNwh
— てんげるまん🌀tengelmam (@fcbliebe1900) January 22, 2021
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」ではアスカが3号機の起動実験のテストパイロットに志願します。
ところが3号機には使徒が侵入していてエントリープラグの深度が上昇し、精神汚染状態が危険域に突入。
赤木リツコから「ヒトではなくなってしまう」という言葉が出ます。
使徒が侵入していた3号機は暴走し、ゲンドウによってダミーシステムに切り替わった初号機にエントリープラグごと噛み砕かれることに…。
アスカは大きなダメージを負いますが一命をとりとめます。
が、精神汚染が疑われ「貴重なサンプル体」として隔離されました。
エントリープラグの深度が上昇
↓
精神汚染濃度が上昇
リツコの「ヒトではなくなってしまう」という言葉
マリに降りかかった「エヴァの呪縛」
https://t.co/GLPkOWnrTG 弐号機、最後の仕事よっ…
— 真希波・マリ・イラストリアス (@makinamimari_05) January 21, 2021
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の終盤でマリは2号機で第10の使徒と戦います。
しかし第10の使徒の攻撃力の高さに歯が立たないと悟ったマリは2号機の裏コード「ザ・ビースト」を発動。
このときにマリは「ヒトを捨てたエヴァの力、見せてもらうわ」と発言しており、マリ自身も「ヒトでなくなる」ことの覚悟を示唆していると思われます。
結果エントリープラグの深度は測定不能になり精神汚染濃度も危険域に。
このときにマリの目が光るのですが、この目が光ることが「ヒト」の境界線を超え「ヒトでなくなる」ことを意味しているのではないでしょうか。
マリの目が光る
↓
エントリープラグの深度が測定不能
↓
精神汚染濃度が危険域に
マリの「ヒトを捨てたエヴァの力」という言葉
シンジに降りかかった「エヴァの呪縛」
碇シンジ「父さんっ!僕はっ エヴァンゲリオン初号機パイロット、碇シンジです!」#エヴァ #ヱヴァ破 #エヴァンゲリオン #3週連続エヴァンゲリオン #金曜ロードショー pic.twitter.com/138vTwJQgE
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) January 22, 2021
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」でシンジは、第10の使徒に吸収された綾波レイを助けるために初号機に搭乗します。
ところが活動限界でエネルギーが停止。
しかしシンジの「綾波を助ける」という強い意志が動くはずのない初号機を動かします。
その瞬間、マリと同じようにシンジの目が光り、プラグ深度も上昇し危険な状態になります。
その初号機の姿にリツコは「初号機がヒトの域を超えている」と驚きを隠せない様子。
リツコは必死にシンジを止めます。
その際に「ヒトに戻れなくなる!」と叫びますが、シンジは止まりませんでした。
シンジは初号機を「ヒトを超えた神に近い存在」へと変えてしまったのです。
即ちシンジも「ヒトでなくなった」ということではないでしょうか。
信じの目が光りプラグ深度が上昇し危険状態に
↓
活動限界の初号機が動く
リツコの「ヒトに戻れなくなる」という言葉
このように「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」で起こった出来事を振り返ると、
- エントリープラグの深度によってパイロットに危険が及ぶ
- 精神汚染濃度が危険域に達するとエヴァに汚染されてヒトではなくなる
という可能性が浮かび上がってきます。
パイロットの目が光るという新劇場版ならではの演出も「ヒトでなくなる」ことを表していると考えていいのではないでしょうか。
エヴァのパイロットがヒトでなくなったことが次回のストーリーでどのような展開がなされるか楽しみなところですね。
まとめ
アスカはエヴァの呪縛で歳を取らない疑問やマリやシンジも不老不死なのかについてお届けしました。
「エヴァの呪縛」にかかると”ヒトでなくなる=歳を取らない=不老不死”という状態になることは明らかなようです。
しかしそれが意味する本当のところはまだ謎のままです。
果たしてエヴァのパイロットは人間とは異なる存在になってしまったのでしょうか。
次作の「シン・エヴァンゲリオン」にて真相が明らかになることを期待して楽しみに待ちたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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