映画「カイジファイナルゲーム」は原作者の福本伸行さん自らが脚本に携わっておられるオリジナルストーリーとなっています。
「カイジ」といえば斬新なゲームが見どころですが、本作は原作にない新しいゲームが登場しています。
今回はその中のひとつ”バベルの塔”について解説していきます。
目次
カイジファイナルゲームのバベルの塔とは
「#カイジ2」ご覧いただきありがとうございました☺️
本作に続く最終章「#カイジファイナルゲーム」は、#悪魔的 上映中‼️
福本先生によるオリジナルゲームに挑む、カイジ最後の戦い‼️#藤原竜也 #福士蒼汰 #関水渚 #新田真剣佑 #吉田鋼太郎 pic.twitter.com/zrNo5RYCbt— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) January 24, 2020
今作で登場したゲーム「バベルの塔」はどのようなゲームだったのでしょうか。
バベルの塔のルール
カイジファイナルゲーム観てるw pic.twitter.com/YfQ8VBxEEc
— つばちゃん@中通り勢 (@tsubachan_note) February 5, 2021
バベルの塔とは、街のどこかのビルの屋上に建てられた棒のてっぺんに貼られたカードを奪い合うというシンプルなゲーム。
小難しいルールは一切ありません。
スタッフの合図でゲームがスタートすると同時に、垂れ幕によってビルの場所が伝えられます。
ゲーム参加者はこぞってそのビルを目指してダッシュ。
我先にとカードが貼られたてっぺん目指して棒をよじ登りますが、まともにいっても潰し合うだけ。
勝つために頭を使う参加者もいましたね。
もちろんカイジもまともには行きません。
カイジの「なんでまたこんなことしてんだ俺!」のセリフに思わず笑ってしまったファンも多かったのではないでしょうか。
バベルの塔・カードの仕組み
ビルの屋上の棒のてっぺんに貼られたカードの仕組みは以下の通り。
- 表→打ち込んだ数字だけお金が得られる電卓。上限は9億9999万円。
- 裏→人生を変える極秘情報が得られる魔法のキー。
カードを得たものはどちらか好きな方を選択できる仕組みになっています。
カイジファイナルゲームのバベルの塔の勝敗と結末
上記のように複雑なルールはないゲームですが、そうとはいえ簡単に行くものではありません。
ということで「バベルの塔」での勝敗や結末はどうなったのでしょうか。
バベルの塔の勝者はカイジ
カイジにこのゲームを勧めてきたのは、以前カイジが地下送りにされたときに配属された班の班長だった大槻太郎。
この大槻からどのビルで開催されるかの情報を得ていたカイジは「なんでまたこんなことしてんだ俺!」のセリフが飛び出す方法でカード奪取を試みます。
そして多数の参加者に妨害されるも、なんとかカードをゲットしたのはカイジでした。
ゲームの結末
見事にカードをゲットしたカイジですが、選択したのは「裏」でした。
即ち、大槻と約束したお金ではなく極秘情報が得られる魔法のキーを選んだのです。
興味があるのは「カネ」だけだと言い切るカイジはなぜ大金よりも極秘情報を選んだのでしょうか。
カイジが魔法のキーを選んだ理由
カイジが極秘情報が得られる魔法のキーを選んだ理由は、このゲームで大金を手にしても無事でいられるわけがないからです。
以前のイベントで「カネ」を選んだものは金を盗まれ葬られた
↓
この不況の中、大金を得た姿がさらされて無事ですむわけがない
↓
大金と同じ価値がある情報を得られる魔法のキーを選ぶほうが利口
と、カイジは情報を得て大金を手に入れることを選択しました。
さすがカイジ、頭がキレますね!
ところでこのゲームを勧めた大槻ですが、カイジがカードの裏を選択したことに嘆いていましたね。
それ以降大槻の登場はありませんでしたが、元班長・大槻のその後はどうなったのか気になったのではないでしょうか。
バベルの塔を勧めた班長はその後どうなった?
カイジファイナルゲーム映画そういやあったなと思って観てるんだけどなんで班長が当たり前のように地上にいるねん
キンキンに冷えてやがるっ! pic.twitter.com/t3P6e9px6W
— ロクタ (@whatsthefuckerr) January 23, 2021
カイジにバベルの塔を勧め、ビルの場所まで教えていた大槻はカイジの勝利を確信していたはずです。
そして得た大金の半分を要求していました。
ところがカイジは大金ではなく魔法のキーを選択。
大槻は当然嘆いていましたが、そんな彼がその後どうなったのかは劇中では明らかになっていません。
なので、大槻がその後どうなったのか考察してみました。
大槻は多分泣き寝入りするしかなかったのではないでしょうか。
というのも、カイジが魔法のキーを選択したことで即日に大金を手に入れることは不可能になりました。
ですが、情報を得たカイジが大金を掴むまで待っていればいいという考えもあったと思います。
カイジならその情報をもとに大金を手に入れる可能性は十分あると踏んでいたはずです。
最終的にカイジは予想通り大金を手にしますが、そこに登場した遠藤 凛子。
遠藤 凛子が登場したことでカイジがどうなったか…もうおわかりですよね。
カイジは大金を横取りされてまた無一文になったわけですから、大槻も泣き寝入りするしか術がなかったと思います。
でも大槻は帝愛グループ企業のひとつを任される社長に出世していたみたいなので、そんなに困ることもなかったのでしょう。
また面白そうなイベントに目をつけてカイジと組めばいいくらいに考えていたのではないでしょうかね。
まとめ
「カイジファイナルゲーム」バベルの塔の勝敗や結末についてお届けしました。
派遣社員として搾取され続けるカイジがバベルの塔によって勝利し、大金を手にするまでの展開はとても楽しめましたね。
底辺から這い上がっていくカイジはやっぱりかっこよかったです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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