「薬屋のひとりごと」の序盤で行われた園遊会で猫猫はかんざしを受け取りますがなぜかんざしを贈られたのか気になったのではないでしょうか。
今回は園遊会でのかんざしの意味と壬氏や李白が猫猫に渡した意図や猫猫の解釈についてお届けします。
目次
薬屋のひとりごと・かんざしの意味は?
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作中の園遊会で猫猫がかんざしを贈られるシーンがありますがかんざしをもらうことには何やら意味があるようですね。
かんざしを贈ることの一般的な意味とは
かんざしを贈ることの意味は一般的には様々なことがあるようです。
日本や中国ではかんざしは伝統的な髪飾りでありかんざしを贈ることによって愛情や尊敬を表すとされています。
またかんざしは縁起や幸福の象徴でもあり特別な行事や祝い事の際に贈ることで幸運を願うという意味合いも。
そして日本では江戸時代よりプロポーズの際に男性から女性へかんざしを贈られていました。
文化や状況によってかんざしを贈る意味合いも変化するようですが美しいデザインが施されているかんざしを贈ることには特別な意味があることは確かなようです。
では薬屋のひとりごとで猫猫がかんざしをもらったことにはどのような意味があったのでしょうか。
玉葉妃から贈られた首飾り
園遊会の前に玉葉妃は侍女たちに飾り物をつけていきますが猫猫がつけてもらったのは首飾り。
侍女によって頂くものは違い猫猫がかんざしでなかったのは猫猫には首飾りのほうが似合うという玉葉妃の計らいだったのではないでしょうか。
「変な虫がつかないようにしるしを」と首飾りを贈った玉葉妃。
その言葉には自分の侍女としての猫猫をとても大事に思っているという思いが込められているのではないでしょうか。
大事な侍女に変な虫がついたら大変なので私が見張ってますよ。
だから猫猫も十分気をつけてねという注意喚起の意味合いがあったと思われます。
梨花妃からもらったかんざし
玉葉妃から首飾りをもらった猫猫。
梨花妃に挨拶に行くと梨花妃からは髪にかんざしを挿されます。
「玉葉さま拗ねるどころじゃないかも」と心配する侍女たちでしたが梨花妃のかんざしには以前助けてもらった猫猫への感謝の意味が込められていたと思われます。
園遊会という特別な席でかんざしを渡すことによって玉葉妃と同様に自分も猫猫を大切に思っていることと幸福を願っていることを告げたかったのではないでしょうか。
このように玉葉妃と梨花妃からかんざしを贈られた猫猫ですが壬氏と李白からもかんざしをもらっています。
この二人からは妃たちとは少し違った意味合いがあったようです。
薬屋のひとりごと・かんざしを贈った壬氏と李白の意図
本日19日発売の『サンデーGX』4月号にて、『薬屋のひとりごと』第八話が掲載されています。園遊会で簪を配っていた男・李白と交渉し、猫猫は実家である花街への帰宅許可を受ける。馴染みの娼館と養父の元に戻りほっと息をつくのだが、急患の知らせが飛び込んできて――。コミックス1巻も大好評発売中! pic.twitter.com/39uujxFjgF
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壬氏がかんざしを贈った意図とは
園遊会の準備ができた玉葉妃のもとを訪れた壬氏。
猫猫がそばかすの化粧をしている理由を知った壬氏は「申し訳なかった」と猫猫の髪にかんざしを挿し照れくさそうに「やる」と言いました。
猫猫は意味が分からずそのまま受け取りますが壬氏はどのような意図で猫猫にかんざしを贈ったのか気になるところですね。
謝罪の言葉とともにかんざしを贈っているので一番の意味は本当にすまなかったという気持ちだったのではないでしょうか。
そして壬氏は少し顔を赤らめて渡しているのでちょっとした告白の意味もあったのかもしれません。
作中で壬氏は猫猫のことが気になっていることは明らかですしその気持をかんざしに添えたといってもいいのではないでしょうか。
玉葉妃は「早速約束を破ったのね」と困り顔をしますが壬氏なら仕方ないと思っているようにも捉えられます。
求婚とまではまだ行かなかったと思いますが猫猫のことを大切に思っているし特別な存在だということを言いたかったのではと思います。
李白がかんざしを贈った意図とは
李白にもかんざしをもらった猫猫ですが猫猫以外の侍女たちにも片っ端からかんざしを配っていた李白。
猫猫は李白と初対面でしたが皆に配っているものだと解釈し受け取ります。
李白がかんざしを配った意図は特になくほぼ義理で配っていただけでした。
あわよくば優秀な人材が見つかれば程度のことだったのではないでしょうか。
このように壬氏と李白からもかんざしを受け取った猫猫はどのような解釈をしたのでしょうか。
薬屋のひとりごと・壬氏と李白から贈られたかんざしの猫猫の解釈
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猫猫:悠木碧 壬氏:櫻井孝宏
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桜花と小蘭から猫猫に説明されたかんざしの意味
猫猫は侍女の桜花からかんざしの意味について優秀な人材を勧誘し印代わりにかんざしを渡すことの他に別の意味もあると聞きます。
別の意味のことに含みをもたせた桜花でしたが猫猫は関心がないのか聞き流す結果に。
その別の意味は小蘭によって説明されます。
かんざしは男性が後宮にいる女性を呼んだり女性が後宮から出してと男性に頼んだりできるアイテムだとのこと。
つまり身元引受人になってもらう=男性のもとに嫁ぐという意味。
そうとは知らない猫猫は後宮から出られるというほんとうの意味を理解しないまま李白に後宮から出たい旨の木簡を送るのでした。
猫猫はかんざしを使えば後宮を出れると解釈
後宮から出れるということだけにフォーカスしてしまった猫猫は李白に木簡を送りました。
当の李白は義理で配った相手から木簡が届き困惑してしまいます。
が、猫猫の話に飛びついた李白との利害の一致により猫猫は後宮を出ることに。
こうしてかんざしの意味をほとんど理解しないまま猫猫は後宮を出て里帰りすることができたのです。
猫猫はかんざしの意味を理解していない
後宮を出るということは結婚して後宮を去ることを意味するわけなので周りの侍女たちの噂の的に。
当然壬氏の耳にも入ります。
猫猫が後宮に返ってくると義理でもらった李白のかんざしに自分が負けたとうなだれている壬氏に意味がわからない様子の猫猫。
李白との関係を誤解し落ち込む壬氏でしたが誤解は玉葉妃によって解かれ事なきを得ます。
が、やはり猫猫はかんざしの意味をよく理解していない描写がされていました。
今のところ薬のことにしか興味のない猫猫にとって恋愛や結婚は全く興味がなくどうでもいいことなのかもしれませんね。
まとめ
薬屋のひとりごとのかんざしを贈る意味と壬氏や李白の意図や猫猫の解釈についてお届けしました。
かんざしを贈る意味を知らなかった猫猫ですがそれが功を成したのか無事に里帰りができました。
壬氏を始め周りの者たちは皆知っているのに猫猫だけ知らないという展開に思わずもどかしさを感じつつもなおさら猫猫が可愛くも思えます。
そんな猫猫をぜひ原作漫画で応援していただきたいです!
そして「薬屋のひとりごと」はアニメでも放送されます。
アニメ放送される「薬屋のひとりごと」ですが、アニメを見ると原作が読みたくなるし途中から見たりするとそれまでの経緯が知りたくなります。
アニメ終了後は続きが早く知りたいし予習もしたい!
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