「ミステリと言う勿れ」に登場する直毛ロングヘアーの美人・ライカ。
「自省録」を使った数字の暗号で久能整と会話したり「桜が咲く頃にお別れ」と言ったり何かと謎の多い女性です。
今回はそんなライカの正体と病気の原因や「桜が咲く頃にお別れ」の意味についてお届けします。
目次
ミステリと言う勿れのライカの正体
\🍛#ミスなか 新キャスト解禁🍛/#整 が病院🏥で出会う謎の女性#ライカ 役…#門脇麦 さん
コメント👱♀️
「素敵な作品に携わることができて光栄でした。皆さんウェルカムな空気で迎え入れてくださり、途中参加でしたがリラックスして臨めました。ぜひ“整ワールド”にどっぷり浸かってください」 pic.twitter.com/9dHa0J5HPi— 【公式】ミステリと言う勿れ 1/10 成人の日スタート (@not_mystery_) December 20, 2021
謎の美人・ライカとはいったい何者なのでしょうか。
ライカと久能整の出会い
久能整が導かれるように向かった温室で出会ったライカ。
整は温室に自分を呼んだのは昼間撮った写真に影が写り込んでいた「直毛の人」の人だと探しているとサラサラのロングヘアーの美女が現れます。
そして「私はライカ」と名乗り明日の昼3時にこの場所でとメッセージを残します。
しかしそのメッセージは数字による暗号でした。
数字の暗号で会話するライカ
『ミステリと言う勿れ』6巻36頁のここの左下の「5・10」、ライカさんのふだんの『自省録』の「ページ数-行数-字数」の暗号では解読できなくて困ったんだけど、どうやらここは『自省録』関係なしで、単に「ご、とお」で「強盗」なのね。一番犯人に聞かれちゃまずいとこだろうに…。 pic.twitter.com/HzncXq6R9o
— まつうら姫 (@lyricalium) August 25, 2021
整が初めて温室に行ったときも床に数字でメッセージが書かれており、ライカと初めて会ったときもライカは数字の暗号でメッセージを伝えます。
そう、ライカは数字を使った暗号で会話する謎の女性でした。
それは「自省録」を使った数字の暗号でライカは本の内容を丸暗記しているようでした。
ライカとはどんな女性なのか
数字を使った暗号で会話する美女ライカはとにかく謎だらけ。
ライカに関してわかっていることといえば、
- 自省録を丸暗記していてその本を使った数字の暗号で整に指示をしてくる
- 頭の病気で入院している
- 無断で抜け出しているので1時間以上はベッドを空けられない
- 午前と午後の3時に待ち合わせを仕掛けてくる
- 「千夜子」という妹がいる
- 桜が咲く頃にはこの世にいない
ということくらいです。
整も友達でもなければ何者かも知らないと戸惑っていました。
ライカの手首の傷は伏線?
ある日、整はライカを初詣に誘い神社に出向きますがその帰りに今度はライカから「焼肉食べないか」と言われ焼肉店に入ります。
ライカも整も焼肉店は初めてらしく「うまい!」と焼き肉を頬張るライカの手首にはリストカットのような傷が…。
それに気づいた整にライカは「私が自分でやったわけではない」と言ったのです。
「自分でやったわけではない」とはどういう意味なのでしょうか。
実はこの言葉が後に判明するライカのほんとうの正体の伏線になっていました。
ついに明らかになったライカの正体
ライカの病院を訪ねた整は「寒くない?千夜子さん」と声をかけられる車椅子の女性を見かけます。
その女性の顔がライカとそっくりなことに驚いた整は車椅子を押している女性に千夜子の姉であるライカのことを尋ねようとしますが千夜子に姉はいないと言われてしまします。
すっかり混乱してしまった整ですがその後足湯をしながらライカに千夜子さんを見かけたがそっくりだったので双子かと問いかけます。
するとライカは違うと言って話し始めます。
ライカは「解離性同一性障害」でライカは千夜子が持つもうひとりの人格であると。
これがライカの真実でした。
つまりこの世に存在するのは千夜子だけでライカは千夜子の病気「多重人格」のせいで後からできた人格のひとりということだったのです。
ミステリと言う勿れライカの病気の原因と桜が咲く頃お別れの意味
【#門脇麦 】
フジテレビ系 2022年1月クール
新月9ドラマ
「ミステリと言う勿れ」に
謎多き女性・ライカ 役で出演します。https://t.co/y53E0ZcDZV2022年1月10日(月)スタート
毎週月曜21時放送です。#ミステリと言う勿れ pic.twitter.com/GfZrtctHxI— ユマニテ公式 (@humanite_inc) December 20, 2021
ライカは千夜子の病気のせいで後から出てきた人格ということでしたがライカ、即ち千夜子が病気になった原因は何だったのでしょうか。
そして「桜が咲く頃にお別れ」とはどういう意味なのでしょうか。
ライカの病気の原因
整にどこが悪いのか聞かれたライカは「頭の方だな」と答えます。
「脳…ってことですか」と尋ねた整でしたがそれは「解離性同一性障害」のことでした。
ライカの病気の原因は千夜子が幼少期に父親から虐待を受けていたから。
その中には性的虐待も含まれていました。
千夜子は耐えて耐えて耐え続けましたがある日とうとう逃げ込んでしまいます。
そのときに出たのがライカという人格でした。
ライカの生い立ち
ライカの父は1台のライカのカメラだけをかわいがる人でした。
そう、ライカはカメラのライカから来ていて千夜子が耐えきれなくなったときに見えたカメラになろうと思ったという悲しい生い立ちがあったのです。
カメラになれば痛くも苦しくもないという理由から…。
千夜子から生まれたのがライカ
千夜子が苦痛から逃れるために生まれた人格がライカ。
即ち千夜子とライカは同じ人間の中にまったく違った人格が存在しているということです。
手首の傷もライカが「私が自分でやったわけじゃない」と言ったように千夜子が苦痛から逃れるために行った自傷行為。
焼肉屋での伏線が回収された場面です。
体は同じでも人格が違えば痛みも苦しみも感じないのですね。
ライカ自身も「私は何も感じない」と言っていました。
整の過去の話を聞いたライカが「整くんの痛みも、代わってあげられたらよかったな」と言ったことが切なかったです。
そんなライカが言った「桜が咲く頃にお別れ」という言葉の意味とはどういうことなのでしょうか。
桜が咲く頃にお別れの意味とは
田村由美さんの
「ミステリと言う勿れ」8巻
今回も面白い!
やっぱり整君良いな
考え方が非常に好感がもてる。
ライカさん…
凄いショックでした。
ラスト「ここで次の巻⁈」
って感じで次巻も待ち遠しいです#ミステリと言う勿れ pic.twitter.com/6Y9AC69pvu— 祐一 (@tasu1024) March 30, 2021
ライカは千夜子の痛みを引き受けるためだけに生まれた人格。
当時千夜子の中にはどんどん別の人格が増えていきましたが両親が死んで千夜子は保護されて入院することに。
苦痛から逃れ楽になった千夜子からは多くの人格が少しづつ統合され消えていきました。
そして残った人格がライカのみだったのです。
そのライカも桜が咲く頃、つまり春には統合され消えることになっているのです。
それがライカの言う「桜が咲く頃にお別れ」の意味。
春には統合されていなくなると先生と約束しているというライカは自分はレプリカのようなものだと言いました。
ライカは千夜子を見ていますが千夜子はライカを見ていません。
ということはライカが千夜子に統合され消えてしまうと整との記憶も消えてなくなるということ…。
ライカと整のエピソードが切なすぎて泣けてきます。
まとめ
ミステリと言う勿れのライカの正体と病気の原因や桜が咲く頃にお別れの意味についてお届けしました。
ライカとは千夜子の痛みを引き受けるために生まれた別の人格でした。
そんなライカと出会った整。
その二人の出会いはとても切なく考えさせられるものがありました。
そのあたりはぜひ原作漫画を読んでいただきたいです。
そんな「ミステリと言う勿れ」はドラマ化もされます。
ドラマでも放送される「ミステリと言う勿れ」ですが、ドラマを見ると原作が読みたくなるし途中から見たりするとそれまでの経緯が知りたくなります。
ドラマ終了後は続きが早く知りたくもなるし何よりも原作読んでるとより深く内容を楽しめますよね。
でも…。
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