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「東京リベンジャーズ」稀咲鉄太（きさき）の強さは？なぜヒナを殺すのか解説！

 

「東京リベンジャーズ」に登場する稀咲鉄太は物語のカギを握る重要人物です。

そんな稀咲って強いのでしょうか。

そしてなぜヒナを殺すのか…。

今回は稀咲鉄太の強さやなぜヒナを殺すのかについて解説していきます。

※この記事にはネタバレもあります。

「東京リベンジャーズ」稀咲鉄太（きさき）の強さは？

「東京リベンジャーズ」はケンカに明け暮れ抗争が絶えないヤンキーたちの物語。

なのでケンカに対しては強者が揃っています。

そんな中で稀咲が派手にケンカしてるシーンってなかったですよね…。

稀咲はケンカが弱い

愛美愛主（メビウス）の幹部から東京卍會（トーマン）の参番隊隊長になり、天竺の総参謀にまで成り上がった男・稀咲。

現代での稀咲は犯罪は何でもありの極悪集団になった「東京卍會」の総長代理で、組織では圧倒的な地位を築いていました。

そこまでになった稀咲なので、ケンカも強いと思いたいのですが実はケンカは弱い。

体格も身長が164cm、体重が58kgと決して大きくはありません。

同じくケンカがあまり強くないタケミチも稀咲はケンカが弱いと言っていました。

実際、稀咲とタケミチがケンカした時はほぼ互角というか、下手をすればタケミチの方が強かったのではないでしょうか。

マイキーやドラケンだと相手にもならないはず。

そんなレベルの稀咲がなぜ極悪集団を牛耳るまでになったのか…。

それは稀咲は「頭脳」で、即ち頭を使って上りつめてきたのです。

稀咲の武器は頭脳

決してケンカが強いわけではない稀咲の最大の武器は「頭脳」でした。

自分にリスクを冒すことなく人を使って相手を陥れる策略家だった稀咲。

実際「人の上に立つのに腕力なんていらねぇ！」と言っています。

頭がキレる稀咲は自分がケンカが弱いことは百も承知。

なので盾と剣になる人材を作ってきたのです。

それを可能にするためには、人心掌握術に長けている必要があります。

まさに稀咲は腕力なくして頭脳で勝負してきたのです。

子どもの頃から神童と呼ばれていた

稀咲は小学生の頃から神童と呼ばれるほど成績優秀でした。

塾での全国模試も1位を取るほど頭がよく見た目もガリ勉タイプ。

稀咲の強さ、それは神童とまで呼ばれた頭脳だったのです。

そんな稀咲が目指したものは「不良の頂点」でした。

その目的を叶えるために10年かけて機密な計画を立てていた稀咲。

なぜそこまで頭が良くてケンカも弱いのに「不良の頂点」を目指すようになったのか…。

そこに”ヒナを殺し続ける”理由がありました。

「東京リベンジャーズ」稀咲はなぜヒナを殺す？

タケミチは、ヒナが東京卍會の抗争に巻き込まれ死亡したことをきっかけにタイムリープするようになります。

それは過去を変えてヒナの命を救うため。

ところが何度過去を変えても、ヒナが死んでしまう過去を変えられずにいました。

それはヒナを殺し続けている稀咲の存在があったから。

ヒナを殺し続けていた張本人は稀咲でしたが、なぜヒナを殺すのか謎でした。

稀咲はヒナに執着していた

稀咲は小学生の時に同じ塾に通っていたヒナに恋をします。

ガリ勉のさえない稀咲のことを周りの女の子たちは敬遠していましたが、ヒナだけは違っていました。

屈託のない笑顔で話しかけてくれるヒナ。

そんなヒナのことが好きになった稀咲はヒナも自分のことが好きだと思い込んでいました。

ところがヒナが好きになったのはタケミチ。

そのことを知った稀咲は、ヒナに執着するようになりどんどん間違った方向へと進んでいきます。

ヒナが好きなタケミチをリスペクト

稀咲はタケミチのことを「オレのヒーロー」と呼んでいました。

その言葉の意味は、好きで仕方ないヒナが好きになったタケミチが自分の目指す男性像だったってことです。

タケミチにとってのヒーローは「不良」であり「中学生になったら日本一の不良になる」というタケミチの言葉を聞いた稀咲。

当然リスペクトするタケミチと同じ「日本一の不良」を目指すことになります。

ヒナを振り向かせるためには、タケミチを超える「日本一の不良」になることだと稀咲は考えます。

ヒナを殺すのはフラれた腹いせ？

日本一の不良になるために10年もかけて壮大な計画を練った稀咲。

そしてヒナに告白するのですがフラれてしまいます。

日本一の不良になったはずなのに振り向かないヒナ。

ヒナの気持ちはずっとタケミチのもとにありました。

タケミチに渡すくらいなら殺すと言った稀咲はフラれた腹いせでヒナを殺していたのです。

が、本当にそれだけが理由だったのでしょうか。

稀咲がヒナを殺す理由を考察

タケミチは何度過去を変えてもヒナが死ぬのは、稀咲もタイムリープし過去を変えているからだと考えます。

ところが稀咲はタイムリーパーではないことが判明。

タケミチの言葉から10年計画達成後もヒナにフラれることを理解した稀咲は「ヒナが自分のものになるまで何度でもやり直してやる」と言います。

そしてタケミチに何度も邪魔をされたと…。

なぜタケミチがタイムリープして戻った過去にいる稀咲が未来で「何度も邪魔をされる」ってことがわかっているのか解せないんですよね。

もしかしたら稀咲はタイムリープをする方法以外で未来がわかっていたのかもしれません。

つまり、稀咲がフラれたヒナを殺してもタケミチによってヒナは生存する。

なので”フラれたら殺してもう一度やり直す”ために何度も殺していたってことではないかと思いました。

単なる腹いせではなく、稀咲にとってそれがヒナを自分のものにする方法だったのではないでしょうか。

「ヒナはいつか必ず自分のものになる」と言い切った稀咲は衝撃的な死を迎えますが、最後に言い残した言葉が何を意味するのか…。

稀咲死亡で真相は闇ですが、ほんとうに稀咲はこれで終わりなんだろうかと思うと同時に何かあるような気がしてなりません。

まとめ

東京リベンジャーズに登場する稀咲鉄太（きさき）の強さとなぜヒナを殺すのかについてお届けしました。

稀咲はどの場面でも何らかの影響を及ぼしてきた重要人物です。

ケンカは強くありませんでしたが、武器である頭脳で人を動かし地位を手に入れました。

自分が立てた計画を実現させてきた稀咲はかなり優秀な人間なんだと思います。

ただヒナのことが好きすぎる純粋すぎる青年だったからこそ、あのように屈折してしまったような気がします。

稀咲がしてきたことは許されませんがある意味かわいそうな青年だったようにも思います。

そして、アニメを見出すと原作が気になって読みたくなりますよね。

特に途中から見たりするとそれまでの経緯を知りたくなります。

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