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「転スラ」ナインヘッドとは？クレイマン配下の五本指メンバーについても

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「転生したらスライムだった件」に登場するクレイマン。

クレイマンはワルプルギスを発議しますが、参加にあたり二人までの従者を従えることが許されていました。

クレイマンの従者の一人がナインヘッドでした。

ナインヘッドは五本指と呼ばれるクレイマンの配下のメンバーです。

今回はクレイマンの配下ナインヘッドや五本指メンバーについてお届けします。

※この記事にはネタバレもあります。

「転スラ」ナインヘッドとは？

ワルプルギスの会場に現れたクレイマンの腕に抱かれていた狐がナインヘッド。

クレイマンの従者の一人としてワルプルギスに参加します。

ナインヘッドの正体

ナインヘッド（九頭獣）はクレイマンの配下である五本指のメンバーで、超稀少な最高位の妖狐。

母指（ぼし）の九頭獣（ナインヘッド）と呼ばれています。

まだ300歳と非常に若くワルプルギス参加時は尾が三本でした。

幼いにもかかわらずとんでもない妖力と魔素量は魔王たちにも届きそうなくらいでした。

ワルプルギスでのナインヘッド

シオンに攻撃されたクレイマンの呼びかけで巨大化したナインヘッドはランガと対峙。

妖狐の三本の尾が二体の魔獣へと変化します。

それはナインヘッドに召喚された白猿（ビャクエン）と月兎（ゲット）。

高い知能で連係攻撃を仕掛けてきますが、巨大化したランガにはお見通しでした。

ランガが本気を出せば勝負が早いことはわかっていましたが、ランガはシオンを巻き込むことを恐れ躊躇していました。

リムルに救われたナインヘッド

ランガの様子を見に来たリムルは、攻めきれずにいるランがに違和感を感じます。

「困った状況だ」とランガが言ったのと同時に「助けて。助けて！」と泣き叫ぶ幼子のような声が思念となってナインヘッドから溢れ出てきました。

そう、ナインヘッドは怯えていたのです。

白猿と月兎も主を守るために抵抗していただけ。

ナインヘッドはクレイマンに操られているかわいそうな幼子だったのです。

解析鑑定の結果、操っている呪法「支配の呪法（デモンドミネイト）」を発見しすぐさま解除したリムル。

こうしてナインヘッドはリムルによって救われたのです。

では、なぜナインヘッドはクレイマンに操られることになったのでしょうか。

ナインヘッドの過去

ナインヘッドは”妖魔郷”という隠れ里で産まれ平和に暮らしていましたが、帝国軍に故郷を滅ぼされてしまいます。

妖魔郷に暮らす種族は人間に敵対していませんでしたが、帝国の威厳のための見せしめとして犠牲になったのです。

戦士たちも皆殺しにされますが、ナインヘッドは生け捕りにされクレイマンに引き渡されてしまい配下となります。

クレイマンに故郷を滅ぼされた理由を聞いたナインヘッドは怨みから力を得るようになり、クレイマンの五本指の幹部に。

クレイマンの「支配の呪法（デモンドミネイト）」によって操られていたのです。

クマラ（九魔羅）と名付けられる

ワルプルギスでリムルに支配の呪法を解除され自由となったナインヘッド。

その後リムルによって魔国連邦に保護され、面倒をみていたランガから階層守護者に推薦されリムルに「クマラ」と名付けられます。

それにより一気に成長し三本だった尾が九本に増えます。

進化したことでかなりの強さを得たクマラは、後に殺された母の仇を討ち復習を果たしています。

このように元はクレイマン配下の五本指メンバーだったナインヘッドですが、他にはどのようなメンバーがいたのでしょうか。

 

「転スラ」クレイマン配下の五本指メンバー

クレイマン配下の五本指メンバーは、ナインヘッドの他にヤムザ・アダルマン・ミュウラン・ピローネがいます。

中指のヤムザ

中指のヤムザは幹部筆頭の最強魔人でクレイマンの腹心。

五本指の中で唯一自らクレイマンの配下となっています。

クレイマンから有能な部下としての褒美に氷結魔剣（アイスブレード）を与えられ、剣士として力を強化。

が、クレイマンにとっては有能な部下の駒のひとつでしかありませんでした。

その事はヤムザも承知で、ヤムザにとってもクレイマンは利害が一致する相手でした。

クレイマンのことは敬愛していましたが、命を捧げるほどの忠誠心はなかったようです。

ユーラザニア国へ侵攻したもののアルビスに破れ、その後クレイマンにカリュブディスへと変貌させられベニマルに焼き尽くされて死亡します。

指示のアダルマン

指示のアダルマンは本国の防衛軍を任された死霊（ワイト）ですが、生前は上位の司祭。

神聖法皇国ルベリオスに帰属する小国のひとつに生まれた元王子で、天才的な神聖魔法の使い手として西方聖教会に所属。

七曜の老師の罠とは知らず、ジュラの大森林で発生した死霊災害の浄化の任務に当たったアダルマンは、そこに棲み付く腐肉竜（ドラゴンゾンビ）を倒したものの力尽きてしまい死霊に変貌してしまいます。

その後、当時の魔王カザリームから呪縛を受け本拠地である傀儡国ジスターヴを守護することに。

1000年もの間「死霊の王（ワイトキング）」としてこの地の防御を担ってきました。

クレイマンの拠点に侵攻したシュナに敗れ、カザリームの呪縛から開放されたアダルマンはシュナに忠誠を誓いました。

薬指のミュウラン

薬指のミュウランは元は300年を生きる魔女。

クレイマンの秘術「支配の心臓（マリオネットハート）」により心臓を握られ支配されてしまいます。

代わりに永遠の命と若さを手に入れるも命はクレイマンに握られていました。

クレイマンはミュウランを軽視していましたが、ラプラスは「頼りがいのある魔人で五本指の大幹部」だと言っています。

ミュウランはクレイマンの命令でテンペストに潜入し、そこで出会ったヨウムを愛するようになります。

クレイマンから脅されたミュウランは、異世界人の手助けを行いますがリムルにすべてを告白。

事情を悟ったリムルによりクレイマンから開放され幸せになりました。

小指のピローネ

小指のピローネと呼ばれる魔人。

人間界では軍の参謀を務めるほど優秀だったことをクレイマンに見込まれ、配下として迎えられ忠誠を誓っています。

主に偵察任務を任されていましたが、ラーゼンとディアブロの闘いを監視中に死亡。

ラーゼンが放った核撃魔法のニュークリアカノンをディアブロが屈折させピローネに直撃。

不運なピローネの最期でした。

まとめ

転生したらスライムだった件でのクレイマン配下のナインヘッドや五本指メンバーについてお届けしました。

さすが人形傀儡師（マリオネットマスター）という異名を持つクレイマン。

五本指のメンバーも優秀でした。

ナインヘッドやアダルマンなど、現時点で死亡していないキャラクターの今後がどうなるのか楽しみですね！

そして、アニメを見出すと原作が気になって読みたくなりますよね。

特に途中から見たりするとそれまでの経緯を知りたくなります。

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